羽生結弦【写真:Getty Images】

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フリーで転倒も「SPでの大差守って勝利」、3位の宇野も「雄大な動き」

 フランスで開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル、男子シングルスは現地時間10日に行われ、羽生結弦(ANA)がフリーで187.37点をマークして前人未到の4連覇を達成した。米放送局の「NBCスポーツ」(電子版)では、羽生が苦戦しながらも栄冠を手にしたと伝えている。

 羽生は後半のジャンプでミスが出たものの、ショートプログラムでの今季世界最高となった106.53点に点数を加算して、合計293.90点で優勝した。「NBCスポーツ」は「ハニュウは一度転倒し、(3回転)ルッツは一回転に。昨年、彼がたたき出した記録的なフリーの得点よりも32.11点低くなった」と指摘。本来の出来ではなかったとしつつも、「4年連続のグランプリ制覇を成し遂げた初のシングルスのスケーターとなった」と、その偉業を伝えた。

 また4位に入ったハビエル・フェルナンデスの母国・スペインの地元紙「マルカ」も今回の結果を報じ、「優勝候補のハニュウは徐々にエネルギーを失っていったが、ショートプログラムでつけた大差を守って勝利した」としている。

 さらに、3位で2年連続の表彰台に立った宇野昌磨(中京大)についても「18歳の若きショウマ・ウノが第一演技者として雄大な動きを見せ、195.69点を獲得した」とフリーで自己ベストを更新した演技について称賛。欧米でも羽生と宇野の2人のスケーティング技術は大きく評価されている。