夫婦でなかむつまじく、平和に穏やかに〜というのは理想ですが、そのようにはなかなかいきませんね。意見が食い違うことは自然なこと。シンクロ率100%なんてありえないのです。ケンカだってするもの。まっとうに意見の言い合いをした方が、お互いに気持ちを押し込めているよりはよほど健全です。さて、その夫婦ゲンカにおいてぜったいにしてはいけないこととは?

【禁止事項1】 揚げ足をとる

相手の失敗や失言を指摘して非難をすることを、揚げ足をとる、といいます。ケンカのなかで、揚げ足のとり合いが始まると、そもそものケンカの本題から話がそれてしまい、お互いのイライラもヒートアップするだけ。いいことなんてチリひとつもないのです。

【禁止事項2】 極論に走る

チープなケンカのワンシーンのように、なにか気に入らないことがあったらすぐに「離婚だ!」とわめいたりして極論に走るのはいただけません。そんな頭の悪いことをしていてはなんの解決にもならないのです。ケンカには理由があり、感情のスレ違いがあります。そこをほどいていかなくてはいけないのです。
このほかにも、感情的になると、つい口が出てしまうことはあると思います。ついカッとなって、相手の悪口を言ってしまいたくもなるでしょう。ですが、感情にまかせて怒鳴ってしまうと、とり返しのつかないことにもなりかねません。どうしても叫んでしまいたくなったときでも、口からすぐに言葉にせずに、「これを言うことは、二人のためにいいことなのかな?」と考えていただきたいのです。

【禁止事項3】 その場からの逃走

夫婦ゲンカは早期解決がのぞましいもの。なぜなら、朝になれば、それぞれで生活がまたはじまるからです。「明日、冷静に話し合おう」と決めて寝るのはいいですが、互いに言いたいことを言って、部屋から飛び出して別で寝てしまったり、実家に帰ってしまったりすると、ケンカは長期戦になるだけです。
夫婦ゲンカにおいて、RPGのように、「にげる」コマンドは存在しません。夜のおやすみの挨拶は穏やかに言いたいものですね。

【禁止事項4】 「あたしがすべて悪いのよ」で解決する

すべてを「自分が悪い」と、まとめていうのは、賢い選択のようですが、まったく違います。むしろそれは卑怯で、お互いのメリットがなにもないことだと知っていただきたいのです。
その場はなんとなくおさまるでしょうが、根本的な解決にはなにもなっていません。この方法でケンカを終わらせ続けていると、結局、お互いがお互いになにを求めているかがはっきりしないままに時間がすぎていきます。これでは改善のしようもありませんし、ストレスはたまるばかり。数年後には埋めようとしても埋まらないようなミゾが出現するのは目にみえています。

いかがでしたでしょうか?
ケンカを感情のぶつけ合いだけで終わらせるというのは、もったいないことです。「二人のゴールは仲直りをすることで、今回のことをいいチャンスとしてもっと分かり合おう」というスタンスを忘れないでください。どちらかひとりでも、理性的に状況を受け止めていれば、二人で泥沼にハマってしまうということはないでしょう。夫婦でいつづけるということは、本当に、根気がいることなのですね。