9日、日本を訪れた中国人観光客の中には、サービスや清潔さ、環境に驚く人も少なくないが、日本で長く生活している在日中国人も思わぬところで日本に感心することがあるようだ。

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2016年12月9日、日本を訪れた中国人観光客の中には、サービスや清潔さ、環境に驚く人も少なくないが、日本で長く生活している在日中国人も思わぬところで日本に感心することがあるようだ。

来日して6年目の趙(ジャオ)さん(仮名)は、先日、都内の銀行で預金を引き出そうとしたが、機械に入れた通帳が出てこなくなってしまった。すると、銀行員がやってきて「申し訳ございません」と謝罪。機械を調べてもらうと、通帳に爪楊枝が挟まっていたことが原因で、うまく記帳できずに機械が止まってしまったということだった。

しかし、彼女を驚かせたのは銀行員の対応だった。通帳に記帳できなかった分を別の紙に印刷してくれ、「お待たせして申し訳ございませんでした」と頭を下げた上に、謝罪の気持ちとしてメモ帳とウエットティッシュをくれたという。趙さんは「こちらのミスなのに、謝ってくれた上にプレゼントまでくれるなんて。改めて日本はすごいと思った」と感激した様子で当時を振り返った。

中国では日本の行き届いたサービスについて、「(店員の)本心によるものなのか、それとも単なるマニュアルなのか」といったことがたびたび論争になるが、趙さんは「マニュアルであってもなくても、相手を気持ちよくさせるのがサービス。この点では、日本と中国には大きな違いがある」と話している。(編集/北田)