8日、営業距離で世界一の高速鉄道大国となった中国だが、今度は磁気浮上式鉄道の建設ラッシュが起きようとしている。写真は上海トランスラピッド。

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2016年12月8日、澎湃新聞網によると、中国の10都市以上がリニアモーターカーの導入を検討している。

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営業距離で世界一の高速鉄道大国となった中国だが、今度は磁気浮上式鉄道の建設ラッシュが起きようとしている。上海トランスラピッドに続き、湖南省長沙市では空港と高速鉄道駅を結ぶ磁気浮上式鉄道が完成。今年5月から試験運用が始まっている。北京市郊外鉄道S1線も2017年に開業予定だ。

さらに新疆ウイグル自治区ウルムチ市で着工したほか、広東省清遠市も建設計画にサインした。中鉄磁気浮上鉄道公司によると、建設中・計画中合わせ10都市以上が磁気浮上式鉄道の導入を予定している。磁気浮上式鉄道については電磁波による健康被害を懸念する人が多く、住民の反対により上海トランスラピッドの延伸計画が頓挫したこともある。西元・南交通大学牽引動力国家重点実験室主任の銭清泉(チエン・チンチュエン)氏は電磁波のレベルは国際基準に合致しており、各種テストからも人体に悪影響はないことが明らかになったと話している。

現在、建設が予定されているのは中・低速の磁気浮上式鉄道だが、中国は時速600キロの高速路線についても研究を続けている。新幹線同様、リニアモーターカーでも中国が強力なライバルとして浮上しそうだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)