Doctors Me(ドクターズミー)- 角栓って自分で出していいの?正しい処置方法は?

写真拡大

「小鼻の角栓を自分で出したことがある!」という方は少なくないのではないでしょうか。見るとつい出してしまいたくなり、また、これが取れるとちょっと気持ちいいものですよね。

今回はこの小鼻の角栓の正体と、正しい処置の方法について、医師に解説していただきました。

鼻の毛穴に詰まる角栓の正体は何?

鼻の毛穴に詰まる角栓、気にされている方が多いと思いますが、この角栓は何からできているかご存知でしょうか。鼻にある皮脂腺から分泌される皮脂のかたまりと思われている方も多いと思いますが、実は、この角栓は半分以上は皮膚から剥がれ落ちた古い角質だといわれています。
つまり、成分としては皮脂がメインでなくタンパク質がメインということになります。

詰まったら自分で押し出して取ってもいいの?

自然に出てくるような感じであれば、手を清潔にして軽く小鼻をつまむ程度にして取ることは可能だと思いますが、ぎゅーっと押し出すようにしてしまうと皮膚の角質層を傷つけ、より角栓が発生しやすいお肌の状態になってしまう可能性があります。
また、爪を立てるなどするのも絶対にやめましょう。

できてしまった角栓を取り除く方法は?

毛穴に詰まった角質をなんとかしたい場合、まず見直してほしいのが洗顔料です。
小鼻の汚れなどが気になる方は、「脂を溶かして、流し出す」といった目的でオイルクレンジングなどを使用されている方もいるかと思いますが、前述のように角栓の成分のメインは皮脂ではなくタンパク質であると考えられます。
よって、タンパク質系の汚れにより特化した酵素などが配合された洗顔料や、軽いピーリング効果のある洗顔料などを使用して、そっと洗い流すようにすると効果的でしょう。

ただ、早く角栓を取り除きたいと焦るあまり、強くこすったりしてしまうと、お肌の表面を傷つけてしまうことになり、かえって悪化させてしまう可能性が高いですから、その点は十分注意しましょう。

角栓は皮膚科で処置してもらえる?

小鼻の角栓を安全かつ確実に改善させる方法の一つに、皮膚科で治療を行う方法があります。特に、一般的な皮膚疾患を診察する皮膚科ではなく、美容に特化した美容皮膚科などを受診されるとよいでしょう。

方法としては、毛穴や角栓の状態によって、
・毛穴で硬くなってしまった角栓を軟らかくして取り除く角栓吸引
・フルーツ酸を使用したピーリング剤を使用するケミカルピーリング
・毛穴に対するレーザー治療

といった方法が広く行われているようです。

こういった方法は、自宅で行う方法に比べると即効性がある場合が多いですが、一回の治療で完結することは少なく、健康保険が使えない場合が多いこともあらかじめ知っておくと安心ですね。

角栓をとった後の開いた毛穴のケア方法は?

角栓を自分でとった後、毛穴が開いた状態になっていることがありますね。広がったままにしておくと雑菌などが入りやすくなりますので、毛穴を清潔にした後は冷たい水で顔を洗って軽く引き締めるとよいでしょう。また、しっかりその後保湿を行うことも忘れないようにしましょうね。

医師からのアドバイス

小鼻の角栓は女性だけでなく男性にとっても気になるものだと思います。間違ったケアをするとさらにひどくなってしまう場合もありますので、まずは洗顔などを見直すことから始めてはいかがでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)