9日、捜狐体育は、Jリーグの浦和レッズに所属する槙野智章が、中国クラブの破格のオファーを断ったと報じられたことについて、「実はこの結果はウィンウィンだった」と報じている。写真は浦和レッズのポスター。

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2016年12月9日、捜狐体育は、Jリーグの浦和レッズに所属する槙野智章が、中国クラブの破格のオファーを断ったと報じられたことについて、「実はこの結果はウィンウィンだった」と報じている。

槙野には中国スーパーリーグの強豪・広州恒大から、「年俸は言い値」という破格のオファーを受けていたが、このほど、日本メディアが断りを入れたと報じた。槙野は過去に広州恒大と対戦し引き分けた際に、中国クラブの有名選手“爆買い”について「お金では手にすることができないチームワークは相手より勝っていると思っていた」とコメントしていたことから、中国でも注目を集めた。

日中のネットユーザーからは、破格のオファーを断ったことに「愚かだ」という声も出ていたが、記事は「本人や双方のチーム、両国のリーグの注目度が一瞬にして上昇した点から、ウィンウィンの出来事だった」と解説する。

日本にとっては、「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)の優勝クラブ(広州恒大)が巨額のオファーを出して獲得に動いたということで、リーグやクラブの価値が上がったことは間違いない」とし、槙野本人についても「日本代表とはいえ、ソン・フンミンや先輩である中田英寿、本田圭佑などとは少なからぬ差がある。しかし、アジアの銀河船団に記録的な額で加入する話が出たことでその価値が上がった」と分析している。

一方、広州恒大にとっては、「槙野が本当に加入しても手探り状態だった」と指摘。槙野に一定の実力があることは認めながらも、「ドイツでは他の選手の給水係で、重要ではない試合に8回出場しただけ。年齢も29を過ぎ、即戦力として期待できるかは疑問符がつく。さらに、日中の敏感な歴史問題から、もし槙野のパフォーマンスが悪ければサポーターからどんな声が飛ぶかわからない」とその理由を説明。最後に、「今回の騒動で失敗者は誰もいない」と結んでいる。(翻訳・編集/北田)