「目を閉じている」とパスポート申請を拒否された男性(出典:http://metro.co.uk)

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なにもかもがデジタル化しつつあるこの時代、パスポートをインターネット上で申請できる国も存在する。しかし、このほどニュージーランドに住むある男性がパスポート取得をインターネットから申請したところ、顔写真が「目を閉じている」という理由で却下されてしまった。だが写真に写る男性の目はしっかりと開いている。一体この男性の写真に何の問題があったというのだろうか。英紙『Metro』が報じ、物議を醸している。

アジア系ニュージーランド国籍のリチャード・リーさん(22歳)はエンジニアを学ぶ学生だ。今回、リーさんがパスポートをオンライン上で更新するために撮った写真を顔面認識システムに申請したところ、却下されたという。

ニュージーランドの総務省が認可しているサイト「passports.govt.nz」では、パスポート用の写真を同サイトにアップロードして申請できる仕組みになっている。具体的には、写真は「Online photo checker」という顔面認識システムで判断される。リーさんはそうして自身の写真を申請したわけだが、システムはリーさんの目が閉じていると判断して申請を却下した。

リーさんはこの出来事をFacebookに投稿し、申請した写真のコピーを掲載した。それを英紙『Metro』などが報じているのだが、リーさんの目はくっきりと開いている。しかし顔のバランス的に目がやや小ぶりなサイズのために、システムはリーさんのぱっちりと開いた目を「閉じている」と判断してしまったと見られる。

リーさんは「僕はもともと目が小さいんです。それに、機械が判断してしまったことだし別に嫌な気持ちにはなってませんよ。この顔面認識は最新のシステムだし、判断が雑なんじゃないかな。再度申請して許可されたので良かったですが」と特に気にしていない様子だ。

「passports.govt.nz」のサイト上では、ニュージーランド国籍を持つ人々に「世界中のどこからでも、紙の書類や郵送、そして申請所に行くという手間をかけることなくパスポートの申請ができます。ぜひ試してみてください。1分もかかりませんよ」と謳っている。

総務省のスポークスマンによると、「Online photo checker」を利用してパスポート写真を申請する人のうち20%が何らかの理由により却下されることがあるそうだ。「一般的なエラーが出るのはやはり目が閉じられているケースです」ということだが、リーさんのようにしっかりと開いていてそれ以上大きくできない目を「閉じている」と判断してしまうのはいかがなものか。

リーさんの場合は、他にも光の加減が不明慮だったこともあり却下されたということだが、再申請して無事に許可されたことにホッと胸をなでおろしているに違いない。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)