寒い外から帰ったら、温かい湯船にじっくり浸かって疲れを癒したいものですよね。でも時間が遅くなったり具合が悪かったりして、湯船に浸かれない日だってあります。
そんな時にためしてほしいのが、簡単で体も温まって、不調を改善するお灸と同様の効果があるという「シャワーお灸」。その方法と効果を紹介します。

お手軽にシャワーでお灸の効果

熱めのシャワーのお湯をツボにあてることで、お灸と同じような温熱効果で冷え解消、代謝アップ、便秘、肌荒れ、生理痛や生理不順などの様々なトラブルを改善する効果があります。お灸も今はシール式など簡単になったとはいえ、火を使うので心配だったり、熱すぎて我慢できなかったりといったデメリットも。火を使わず毎日の入浴時に手軽に実践できるのがシャワーお灸の魅力です。ツボを効果的に温め刺激することで体が温まり自律神経のリズムも整うので、この時期はおススメですよ。

効果的な場所とやり方

やり方はお湯をあてるツボを決めたら、自分が心地よいと思う温度で10秒〜15秒ツボにシャワーをあてます。次に「少し熱いかな」という温度に上げて10秒〜15秒、さらに「熱いけれど耐えられる」(44度〜47度くらいが目安)温度に上げて30秒〜60秒シャワーをあてるだけ。
お湯をあてた部分が赤くなっていれば良いそうです。長くあて過ぎるとやけどしてしまうこともあるので注意しましょう。シャワーお灸の前後は、全身へのシャワーや入浴を行うとツボへの温熱刺激が分散してしまうので、少し休憩を。効果的なツボは以下のとおりです。

●仙骨

お尻の割れ目の一番上あたりにある骨で、左右の骨盤をつないでいます。仙骨には骨盤内臓神経という重要な役割を持った神経が通っており、内臓や下半身の血流をコントロールしホルモンの分泌を促すので、冷え性の改善、自律神経が整う、子宮を温めるといった効果があります。
シャワーを背にすれば簡単にあてられる場所なのでまず試してほしいポイントです。

●風池・天柱

後頭部にある大きなへこみの両脇で、首の太い筋肉がある場所とその斜め上です。血流を改善し、頭と目をスッキリさせるので、頭痛や目の疲れ、首こりに効きます。
天柱は精神疲労やストレスに効果があり、自律神経の症状の緩和にも有効なツボです。首周りにはツボがいくつかあるので、首の後ろにシャワーをあてればOK。

シャワーの水流とお湯の温かさが気持ちよく、ポイントでシャワーをあてているのに全身がポカポカしてきますよ。他にもツボを探してあててみると、様々な症状を改善してくれるかもしれません。やけどに注意しながらやってみてくださいね。


writer:しゃけごはん