写真は2015年撮影のもの

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 薬物疑惑が報じられた俳優の成宮寛貴(34)が9日、「今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません」と所属事務所を通して芸能界引退を発表した。「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様 本当にありがとうございました」という直筆のコメントに対し、成宮が出演していたテレビドラマ「オレンジデイズ」の脚本を執筆した北川悦吏子は「もともと何もない? 冗談じゃないよ! 何もない人を、私が書くわけがない! キャスティングするわけがない! 唯一無二でしょ?!」とツイートしている。

 「オレンジデイズ」(2004)は、大学の卒業を1年後に控えた5人の若者の姿を描いた青春ドラマ。「高校教師」(2003)での成宮を見て「あの人をぜひ書きたい!」と「オレンジデイズ」の相田翔平役を書いたという北川だけに、成宮の悲痛なコメントに思うところがあったようだ。成宮は北川の監督デビュー作『ハルフウェイ』(2008)にも出演している。

 成宮のファンからの賛同の声に「あの、成宮くんのこと、私も何もわからないけれど、リプとかくれた方。私は彼と友達(とは少し違うかもしれないけれど)と、思っているので、落ち着いた頃に、連絡してみようと思っています。今はまだ、私はその位置にはいないので(そんなに近くないから迷惑だと、思います)」と北川はつづっている。

 2日発売の写真週刊誌FRIDAYでコカイン吸入疑惑が報じられた成宮。同日、「事実無根」と報道を否定していた。所属事務所によると、必要な調査を行ってきたが本人の薬物使用を裏付ける客観的事実は確認できず、今後の方針を検討していた折に成宮本人から芸能界引退の申し入れがあったという。(朝倉健人)