DJあおいが回答! 「記念日を大事にする男」の育て方

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ブログ「DJあおいのお手をはいしゃく」やtwitterで突き刺さりまくる恋愛アドバイスをつづり、迷える女子を日々救っている“謎の主婦”・DJあおいさん。これまでの連載「狙った男の落とし方」「ダメ男バスターズ」に引き続き、今回は「好きな人を理想の男性に育てる」お知恵を授けます。4回目は“記念日を大事にする男”の育て方です。

<「記念日を大事にする男」とは?>

記念日を大事にしてくれる男性は、小さな約束も必ず覚えている律儀な性格の持ち主。仕事よりも友達よりも、彼女を最優先してくれるところが、記念日を大事にする男性の一番の魅力かもしれません。ただ、一途に愛してくれるがゆえに、若干重く感じることもありそうです。

■記念日を大事にする男の特徴

・スケジュール管理がしっかりしているので、今日が何月何日の何曜日なのかを即答できる

・手帳を途中で挫折することなく一年間使い続けるメンタリティ、衝動ではなく計画性で生きている

・サービス精神が旺盛で自分が一番楽しんでいる、サプライズな演出が好きなのでサプライズ嫌いな女性はめんどくさいかも?

・ゲストかホストかと言えばホストタイプ、奉仕する楽しさを知っているので接客業に向いている

・プレゼントしてあげた物をいつまでも持っている、それが壊れても捨てることができないタイプ

・写真を撮るのが好き、SNSはツイッターやフェイスブックよりもインスタグラム派

・ロマンチストで感受性が強く涙もろい、30秒のCMでもがっつり泣く

・今までの恋愛は、振った回数よりも振られた回数のほうが圧倒的に多い、恋愛の熱量は高く、長く続く傾向

記念日と言ってもピンキリで、付き合った記念日からはじまり、初めて手を繋いだ記念日とか、初めてキスをした記念日とか、ケンカして夕飯のおかずをうまい棒一本にしてやった記念日とか(実体験)、そういう細かすぎる記念日はお互いにとって重圧になってしまうので、ほどほどにしておいたほうがいいです。

お互いの誕生日やクリスマスや結婚記念日以外ではギリギリ『付き合った記念日』くらいにとどめておくのがベターかもしれませんね。プレゼントの費用もかさんでしまうので記念日はほどほどに。

<「記念日を大事にする男」の育て方>

■(1)記念日という概念が希薄な男性の場合

まず記念日を大事にしない人には、2つのパターンがあります。

ひとつは、そもそも記念日という概念が希薄なパターン。これは幼いころの家庭環境が原因になっている場合が多く、自分の誕生日やクリスマスなどのイベントであまりいい思い出がない人が多いんですよ。そこにうれしい思い出があれば、『記念日』という概念が意識に根付くわけですが、家庭の事情でその思い出が乏しいと、あまり記念日というものにピンと来ないんですよね。ですので記念日に何をすれば相手が喜ぶのかもイマイチわからないし、記念日というものがおざなりになってしまうわけです。

こういう人を『記念日を大事にする男』に育てるのはわりと簡単で、しばらくはこちらが記念日を主催するホスト役になってあげればいいだけです。記念日のゲストとしてもてなしてあげれば、幼いころに味わうことができなかった記念日の幸福感を埋めることができます。そして、大事な人から祝ってもらうことの喜びを学び、それはそっくりそのまま大事な人を祝ってあげることの喜びに繋がっていくでしょう。

■(2)暇でだらしない男性の場合

問題はもうひとつのパターンでして、ただ単にだらしない性格が災いして記念日を大事にしない男になってしまった人です。こういう男でも、記念日は何月何日かぐらいの記憶はあります。しかし残念なことに、今日が何月何日かスマホを見ないとイマイチわからないのです。というか今日が何月何日か興味がないのです。今日が何月何日なのか気がついたときはもう“時すでに遅し状態”で、計画性のない突発的な記念日しかできなかったり、ひどいときには気がつけば記念日が過ぎていたなんてこともあるんですよ。

こういうだらしない人って基本的に暇な人が多いんですよね。暇だから今日が何月何日か確認する必要もないし、興味もないんです。年末年始の長期休暇で日付感覚が壊れてしまうのと同じシステムですね。

こういう人はまず日付感覚を叩き込む必要があります。そのためには用事を申付けること。「何月何日にこれをお願いね」とか「何月何日にここで待ってるね」とか。今日とか明日とか明後日ではなく、「何月何日」と言って申付けるのが肝です。それと同時に手帳をプレゼントするのもいいかもしれません。手帳がスケジュールで埋まっていく快感を覚えれば、日付感覚もしっかりしたものとなるでしょう。もちろん、その手帳にはあらかじめ2人の記念日を記入して、プレゼントしてあげてください。

(文:DJあおい、イラスト:つぼゆり)

※次回は「子ども好きな男」に育てるお知恵を授けます。