収録に臨んだ渡辺謙(中央)と
錦織圭(左)、松山英樹

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 俳優の渡辺謙がスポーツジャーナリストとなり、テニスの錦織圭、ゴルフの松山英樹と対談するフジテレビ「The 世界力」の収録が12月9日、都内で行われた。

 自身もハリウッドやブロードウェーに進出している渡辺が、「日本人として誇れるスポーツ選手が世界で活躍してくれている。僕も外国で仕事をする大変さは痛感しているし、そういうところをたくさんの方に感じてほしい」と、今夏の錦織の全米オープン、松山の全米プロに密着。松山とはシーズン終了後にラウンドし、「2人とも口下手だから、ちゃんとしゃべってくれるかなあと思ったけれど、徐々に距離を縮めていけた」と、あらためて“取材”に臨んだ。

 トークは「ターニングポイント」「スケジュール」「賞金」「家族」などのテーマに分けて進行。全米オープンでベスト4に入った錦織は準々決勝のアンディ・マレー戦を今年のベスト試合に挙げ、「メンタルと体力で勝てた試合」と自己分析。渡辺も、「すさまじい試合だったよね」とフルセットの激闘を称えた。

 一方の松山も4位となった全米プロをベストプレーとし、「パッティングが良くなり始めていた時期で、これでショットが少し良くなれば(メジャー大会で)勝てる。近いところまできている」と自信を深めた様子。ラウンド中には渡辺から差し入れられたおにぎりを食べ、その後も餃子や麻婆豆腐を振る舞われたそうで、「めっちゃ、うまかったです」と笑顔を見せた。

 話題が2020年の東京五輪に及ぶと、リオ五輪で銅メダルを獲得した錦織が「メダルを獲った瞬間に、次も頑張ろうと思った」と意欲。ゴルフはリオで復活したが、松山の「出たいです。出ます。金メダルを目指して頑張りたいし、他の競技の選手と触れ合って刺激し合いたい」という“スクープ発言”に渡辺も錦織も驚きの表情を見せた。

 満足げな渡辺は、主演ミュージカル「王様と私」を例に出し「千秋楽のちょっと前かな。通常、日本の方は10%くらいなのに、その日は20%くらいいてカーテンコールで日の丸を振ってくれているお客さんを見てちょっとウルっときた」と、日本人としての誇りを感じた体験を披露。そして、「応援団として、狙っているものに向かって必要なものを模索している最後のプロセスにいると思う。グランドスラム、メジャーも近いうちにいけると切に願っています」と2人にエールを送った。

 2人はこの日が初対面だったが徐々に打ち解け、錦織は「すごく楽しくて、いい機会が持てた。学ぶところも多かったし、ジョコビッチとマレーはずば抜けて強いけれど食い下がっていきたい。体力的にもまだまだのびていくと思う」と自身のさらなる飛躍に期待。松山も、「軸がしっかりしているのが自分に足りないところ。今の順位(世界ランク6位)を落とさないように、さらに上を目指していきたい」と来季を見据えていた。

 「The 世界力」は12月30日午後11時から放送される。