左から長山藍子、水前寺清子、石井ふく子/(C)BS12 トゥエルビ

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BS12 トゥエルビで放送中のドラマ「ありがとう 第3シリーズ」(毎週月〜金曜夜8:00-8:55)。全4シリーズ中、第3シリーズまで主演を務めた水前寺清子、全シリーズに出演した長山藍子、プロデューサーの石井ふく子に特別インタビューを実施した。

【写真を見る】今の時代にこそ見てほしい、「ありがとう」をテーマにした触れ合いの物語/(C)テレパック

同作は、東京・東北沢のマーケットを舞台に、店を営む人々との交流を通して“ありがとう” の心を描いている。

第1、第2シリーズでは婦人警官や看護師に扮(ふん)した水前寺が、この第3シリーズでは威勢のいい鮮魚店の娘・志村愛を演じており、愛は同じマーケット内に同居する青果店の長男・寺川元気(石坂浩二)のことが気になってしまう。

水前寺は、「今放送中の第3シリーズの舞台は魚屋さんですが、朝一番で新鮮な魚をわざわざ市場から仕入れて並べていたんですよ。これから見る方は、そこにも注目していただきたいですね! 今でも『ありがとう』の映像を見るとセットの風景やせりふが浮かんでくるんです。

それだけこの作品が好きだったんですね。家族や近所付き合いはやっぱりこうでないと、と思わせる温もりがありますから、若い人には新鮮な気持ちで、ご年配の方には昔を思い出しながら見ていただきたいです。

『ありがとう』という言葉は簡単だけど、軽々しく言えない重みがあります。私もいまだにステージで口に出すのにとても勇気がいるんです。

この『ありがとう』という作品に出合わなければ、私はとっくに歌手を辞めていたかもしれません。『ありがとう』があったから今の私があります」と、当時の思い出を振り返った。

長山は、「本当に良いメンバーと、テンポのある脚本で、とても楽しく演じさせていただきました。なにより『ありがとう』という言葉をタイトルにお付けになった石井先生が素晴らしいと思います。どんなことにも感謝の気持ちを持てば、たとえ怒られても『ありがとう』と言える。

ドラマではチータ(水前寺)とお母さん、チータと石坂さんが毎回のように衝突しますけど、互いに大事に思い合っているからこそ、本気でやりあえるわけですから。

『ありがとう』というタイトルはとても単純ですが、とても深い意味が込められていると思います」と、作品の奥深さを語った。

石井は、「ドラマのタイトルでもある『ありがとう』という言葉は、感謝の気持ちを表す言葉として永遠に変わらないものだと私は思います。

今、テレビドラマ離れしているといわれていますが、ぜひ若い世代の人たちにこの『ありがとう』を見てもらいたいです。若い人に限らず、たくさんの人たちが街や電車の中で携帯電話を見て下を向いていますが、機械と向かい合うのではなく、人と向き合ってほしい。

『ありがとう』を見てそんなことを感じてもらえればと思います。この作品も、チータをはじめ、いろいろな人たちとの『出会い』がなければ生まれませんでした。私はこのドラマを生んでくれた『出会い』に、『ありがとう』と言いたいです」と、自身も同作に感謝していることを明かした。