1年前に紛失した免許証がお礼とともに返却(出典:http://metro.co.uk)

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パスポートや運転免許証、さらには銀行のカードなどを紛失して青ざめた経験はないだろうか? 米ニューヨーク州に住むクリスティーナ・イーガンさん(23歳)は「大切なものを紛失すること」にかけては常習者だったようで、昨年だけで3回もID(身分証明書)を紛失したという。その中には運転免許証もあり、このほどそれがお礼のカードとともにクリスティーナさんのもとに返却されてきたのだ。

大切なID(身分証明書)を財布の中にしまわず無造作に上着のポケットに突っ込む癖があるというクリスティーナさんは、ちょうど今から1年ほど前にニューヨークのバーで運転免許証を紛失した。

どこで落としたのか見当もつかなかったが、仕方がないと諦めて再発行の手続きを行い再取得したという。

ところが最近、匿名の人物から「ありがとう」のカードがクリスティーナさんのもとに届けられた。中には1年前に自分が紛失した免許証が同封されており、カードには「1年ほど前、あなたの免許証をバーで見つけたの。しばらくの間、私が使っていたことをあなたが気にしなければいいけど。でも、私は21歳になったからあなたに返すわ。ありがとう」と絵文字付きでメッセージが書かれてあった。

運転免許証を落としたこと自体をすっかり忘れていたクリスティーナさんは、返却されてきた自分の運転免許証を見て最初は「誰かのいたずらなのでは?」と思ったという。しかし記憶の断片を辿り、それは自分がちょうど1年前に紛失した運転免許証だということをやっと思い出したのだ。

カードの消印から差出人はニューヨーク州オールバニの学生ではないかと見当を付けていたクリスティーナさんだったが、すぐにはこの人物を突き止めることはできなかった。だがその後、クリスティーナさんが自身のFacebookにこのメッセージと問題の運転免許証を投稿すると、驚くべきことにその女性が判明したという。

「この人ったら、私の運転免許証を持っている間『クリスティーナ』として楽しんだのでしょうね。免許証を再発行するのに10ドル(約1,140円)かかったから、そのお金を返してくれれば良かったのに」と言いながらも「なんだか笑えるわ」というクリスティーナさん。約1年間も自分の身分を詐称したこの人物にあまり深刻な怒りは抱いていないようだ。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)