米国の元バスケットボール選手、マイケル・ジョーダン氏が中国のスポーツ用品メーカーを相手に起こした裁判で、中国最高人民法院は8日、会社側の商標法違反を認める判決を出した。

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米国の元バスケットボール選手、マイケル・ジョーダン氏が中国のスポーツ用品メーカー「喬丹体育」を相手に起こした裁判で、中国最高人民法院(最高裁に相当)は8日、会社側の商標法違反を認める判決を出した。

中国でジョーダン氏の名前は「喬丹」と表記する。ピンイン(中国語の発音のローマ字表記)は「QiaoDan」だ。中国新聞網の同日付の記事によると、ジョーダン氏は2012年、「喬丹体育に名前についての権利を侵害された」と商標評審委員会(商評委)に喬丹体育の商標登録の抹消を訴えたが、商評委は申請を却下した。同氏は北京市第一中級人民法院で行政裁判を起こしたものの、ここでも商評委の判断が維持される結果となり、北京市高級人民法院は同氏の上告を棄却。15年に最高人民法院に再審請求が出され、同年12月に10件の審理を行うとの判断が下された。

最高人民法院は8日の判決で「商標『喬丹』関連の3件についてはジョーダン氏に対する権利侵害に当たる」として一審、二審判決を破棄、商評委に対し改めて判断を行うよう命じた。ただ、ピンインの「QIAODAN」「qiaodan」に関連する計7件はジョーダン氏がこの名称に関する権利を持たないと判断、二審判決を維持するとした。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)