9日、中国陝西省渭南市では深刻な大気汚染の改善策として専用車両による放水作業が行われているが、これにより交通事故が多発している。写真は放水車。

写真拡大

2016年12月9日、中国陝西省渭南市では深刻な大気汚染の改善策として専用車両による放水作業が行われているが、これにより交通事故が多発している。華商報が伝えた。

【その他の写真】

今月6日早朝、同市の各所で放水作業が行われたのだが、路面が凍結したことで事故が多発。同市の統計によるとわずか2時間30分の間に38件の事故が報告された。いずれも路面凍結が原因で、車両同士の接触や転倒、追突が主な事故で数人の負傷者が出てしまった。

同市では2015年にも同様の問題が発生しており、同年12月18日には放水による路面凍結で20件の交通事故が発生した。ではなぜ再発を防止できなかったのか?同市の関連部門責任者は、「今年は取り組みを強化し、昨年よりも頻繁に放水作業を行っている。作業の際には常に気温をチェックしているが、6日は気温の変化が激しかった」と説明し謝罪した。

同市の取り組みに対し専門家は、「当局の努力と苦労は認めるべきだが、天候チェックや放水量などまだまだ改善する点は多い」と語り、弁護士は今回の事故に対し当事者は当局に賠償を求めることができると指摘している。賠償に関して前出の責任者は、「すでに賠償を求める市民の連絡を受けている」と明かし、説明して理解を得られるよう努めるが、市民が納得しない場合は法的手段を通し解決することも可能だと述べている。(翻訳・編集/内山)