乳がんの女性に見知らぬ人からの思いやり(出典:https://www.facebook.com/lovewhatreallymatters)

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見知らぬ人からの親切を受けた時、または目にした時には誰でも心が温かくなる。一方で、自分が知らない誰かに親切にすることには少なからず勇気がいる。勇気を出して誰かに希望や励み、そして喜びを与えることは、与えられた人の心をこんなにも幸せにするのだ。このほど、米オクラホマ州に住むひとりの女性が、そんな幸せな経験をした。英紙『Mirror』が報じている。

ジェリーナ・エドワーズさんは現在、乳がんと闘っている。彼女は12月1日の夜に家族と教会を訪れた後、小さな中華料理レストランへ出かけた。食事を終え会計を済ませようとすると、「客のひとりから渡された」というメモをウェイターがジェリーナさんに差し出した。

そこには

「私は5年前に、妻をがんで亡くしました。私はどれほど(がんが)辛く苦しいものかということを知っています。あなたの食事は私にご馳走させてください。メリークリスマス」

と書かれてあった。

ジェリーナさんはその後、Facebookにこのメモの写真を投稿し、このように綴っている。

「がんになって、周りの人の親切をたくさん知りました。がんになったことはとても辛く、闘いの日々でした。苦しかったし、たくさん涙も流しました。したいこともできず、髪も抜け落ちて胸もなくなってしまいました。でも、私は両親の娘として、夫の妻として、そして子供たちの母親として生きています。思いやりを示してくれた見知らぬあなたに深く感謝します。ありがとう」

このメッセージの主がレストランでの短い時間のなかで、どうやってジェリーナさんががんと闘っていることを知ったのか? それは明らかになっていない。しかし、名前も顔もわからない誰かが残して行ったほんの少しのメッセージはジェリーナさんの心に深く沁みたに違いない。多くの人ががんで家族や大切な人を失う中で、ジェリーナさんは自分がまだ生きているという最も重要なことに改めて気付かされたという。

この投稿は、Facebook「Love What Matters」というアカウントにも掲載され3万を超える「いいね!」と2,000件以上のシェアが寄せられている。また、「素敵な話ね」「頑張って」「私の娘も闘病中なの」といった励ましや共感するコメントも見受けられる。

出典:https://www.facebook.com/lovewhatreallymatters
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)