“毛のないネコ”に毛が生える

写真拡大

毛のない猫として知られるスフィンクスは、かつてカナディアン・ヘアレスとも呼ばれていたように、カナダで突然変異により誕生した。だが、そんなゆかりの地で、普通の猫の毛をつるつるに剃って“偽スフィンクス”として販売している詐欺が発生しているという。

シャイラさんはカナダの売買交換掲示板で、通常の半値以下の650カナダドル(およそ5万6000円)でスフィンクスの子ネコを販売しているブリーダーを見つけた。写真はなかったが、取引のために友人と待ち合わせのガソリンスタンドへと向かい、小さくつやつやした肌の子ネコを抱きしめて帰ってきたという。

だが2週間後、子ネコから小さな体毛が生えてきた時、シャイラさんは騙されたことに気がついた。「私はこの猫を愛していますが、支払った額の価値はないのではと思っています」と語るシャイラさん。同様の事件が2件ほど起きており、その中には毛を剃る際に傷ついたのかしっぽなどに切り傷も。

販売者の携帯電話などは既に繋がらなくなっており、動物愛護団体などが虐待の疑いもあるとして調査を始めたが、現在のところ犯人の行方は不明とのこと。

ネットでは「生き物をなんだと思っているのだろう、許せない」「私自身はネコのふわふわの毛が好きだから高価なネコを飼う気にはならないけれど」「ちゃんとしたブリーダーの証明書を確認してからでないと購入してはいけない」「猫をもらってもらうために毛を剃ることが流行ってしまいそう…」といったコメントが寄せられている。