7日、中国で弁護士として活躍し、メディアでも健筆をふるう段宏慶氏は、日本の映画館での体験談を通じて日本人のマナーの良さに驚きを示している。資料写真。

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2016年12月7日、中国で弁護士として活躍し、メディアでも健筆をふるう段宏慶氏は、日本の映画館での体験談を英紙フィナンシャル・タイムズ(中国語版)に寄稿し、日本人のマナーの良さに驚きを示した。

段氏は今月初め、都内の映画館で話題のアニメ映画「君の名は。」を見ようとした。だがあいにく午後5時上映開始の回しか席が空いていなかった。中国国内では通常、この時間帯に映画館へ入ることを避けているそうだ。なぜなら、食べ物を持ち込む客が多く、そのくちゃくちゃとした音が気になるためだ。だが話題の作品ということもあり、チケットを買うことに決めたという。

日本の映画館に入ってまず驚いたのは、前の人の頭が邪魔にならないようにと、映画館のスタッフがクッションが必要かどうかを尋ねてきたことだという。また上映前、館内にはふざけあう子どもたちやポップコーンを食べる若いカップルがいたが、映画が始まると一斉に静かになったこと、携帯電話の着信音が鳴ることもなかったこと、エンドロールが終わり照明がつくまで席を立つ人がいなかったことなどを驚きとして紹介している。

中国国内とのあまりの違いに、段氏は映画館を出るとすぐ友人に「映画に対する敬意とは何か、ここへ来てようやく分かった」とメッセージを送ったという。(翻訳・編集/柳川)