ロシアから北朝鮮に、軍事用として転用できる特殊な糸を持ち出そうとした北朝鮮人が摘発された。ロシアのRIAノーボスチ通信がが報じた。

ウラジオストク税関は、ウラジオストク発平壌行の飛行機に搭乗予定だった北朝鮮人2人の荷物から、防弾チョッキの制作に使用できるケブラー糸8束、40キロを発見した。

ロシア国外への持ち出しには、連邦技術規則・計量庁の許可が必要だが、北朝鮮人が許可を持っていないことを確認した税関当局は、ケブラー糸を押収した。

ウラジオストク税関のアルチョム・カミンスキー副局長は、ベラルーシとカザフスタンを除く海外への許可なき持ち出しは、刑法226条1項と大統領令1661号に違反するとして、この事案を刑事事件として扱う方針を示した。

ステファニー・クウォレク氏によって1965年に開発されたケブラーは、高強度、好熱性を誇り、楽器からスマートフォンにいたるまで幅広く使われている。軍事用の転用が可能なため、ロシアのみならず、日本、米国も輸出を制限している。