HIV陽性の男、未成年者100名以上と性行為か(出典:https://au.news.yahoo.com)

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マラウイのメディア『Nyasa Times』がこの夏に報じていた、ある村を襲った2年前の大きな騒動と裁判所が下した判断。現地で続く忌まわしい慣習も明らかになり世界の人権団体から非難が殺到する中、やっと再審が行われたことを『theguardian.com』などが伝えている。

この男はマラウイ南部州ヌサンジェ出身のエリック・アニヴァ(45)。“ハイエナ”の異名をとる男娼である。HIV陽性と診断されていながら、未成年者や処女を含む100名以上の女の子たちとコンドームを装着することなく性的関係を持ったことが発覚し、アーサー・ピーター・ムタリカ(Arthur Peter Mutharika)大統領の命令により2016年7月に逮捕、8月に裁判が行われた。その中で被告は驚愕の事実を明らかにしている。

「これまで抱いた相手の数は未成年者を含む計104人。ここの少女たちは思春期に達するとお金を握って処女を捨てにくるのです。『早く性体験を済ませたい』『抱かれるならあなたが良い』『あなたはセックスが上手だと聞く』などと言い、怖がることはなくリラックスして体を開きます。」

「コンドームを装着しないとHIVウイルスの感染につながる可能性がある。このことは承知していましたが、儀式ではハイエナがコンドームを使用することは許されていないのです。」

貞操観念がないと言って少女たちを責めることはできない。マラウイの少女は平均12歳で初潮を迎え15歳から結婚が許されるが、彼女たちが暮らす村では初めての月経があった3日後に「浄化の儀式」として村の長老に処女を捧げ、将来良い妻になるための教育を受けることが慣習となっていた。目撃証言もなく少女たちも証言を拒否するため、逮捕はしたものの検察側はアニヴァを未亡人との性行為および悪しき慣行に従事したとして起訴するよりほかなく、よって裁判所がアニヴァに命じたのは懲役2年執行猶予なしの実刑判決のみであった。

これには『Malawi Human Rights Resource Centre(MHRRC)』『Gender Coordination Network』『African Women’s Development and Communications Network(Femnet)』などマラウイばかりか国際的な人権擁護団体がいくつも立ち上がり、「アニヴァがしてきたことは少女に対する性暴力以外に他ならない。2013年に誕生した『男女平等法』の下で裁くべきだ」と強く訴えたことから先月22日の再審が決定。世界の人権団体が注目する中でアニヴァには改めて有罪判決が下ったが、弁護士は控訴の構えを見せているという。

出典:https://au.news.yahoo.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)