6日、中国広東省湛江市で、200キロを超える巨大なカメが引き揚げられたが、すぐに解体され販売された。後にそのカメは中国が2級保護動物に指定している「オサガメ」であることがわかり当局が調査を進めている。

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2016年12月6日、中国広東省湛江市で、200キロを超える巨大なカメが引き揚げられたが、すぐに解体され販売された。後にそのカメは中国が2級保護動物に指定している「オサガメ」であることがわかり当局が調査を進めている。湛江日報が伝えた。

動画ではひもで縛り付けられるカメの姿と、解体され切り分けられる場面が記録されている。カメの肉は500グラム70元(約1100円)で販売され、すぐに売り切れとなった。

これに対し中国の博物学関連雑誌・博物は公式ミニブログで、「中国で生体のオサガメを目撃した記録はしばらくない。せっかく見つかったのに」と不満をあらわにした。

報道によると、国家2級保護動物に指定されているオサガメはカメ目の最大種で、雑食性に加え視力が悪いことからビニール袋を食べてしまうこともある。これにより腸閉塞を引き起こし、多くのオサガメが命を落としているという。近年生体数は激減しており、10〜20年以内に絶滅するとの調査も見られている。

オサガメの肉は2万元(約32万円)ほどで売れたというが、保護動物であるため屠殺や販売は違法行為に当たる。現在関連部門が調査を進めており、懲役刑や罰金が科せられる可能性もある。(翻訳・編集/内山)