アップル、iTunesの最新映画レンタルを劇場公開2週後からに早めるべく映画会社と交渉中(Bloomberg)

写真拡大

 

もうじき、映画は劇場公開2週間後には自宅のPCやApple TV上で見られるようになるかもしれません。Bloombergが、iTunesでの映画レンタル解禁を劇場公開2週間後からに早めるべく、アップルが主要な映画会社と交渉していると伝えています。

交渉内容を知る人物からの情報として報じられたところでは、アップルとの交渉についているのはユニバーサルとワーナー・ブラザーズ。ただし、映画会社は「別のテクノロジー・プラットフォーム」とも同様の交渉をしていると言われており、アップルの思惑通り交渉が進まないかもしれないとしました。

もし映画の早期レンタルが可能になったとしても劇場から得られるはずの収益を負担する必要があるため、レンタル価格は5〜6ドルと高めに設定される見込みです。米国の映画料金は地域や時間帯などで変わるもののだいたい6〜9ドルぐらいと考えると、映画館までいかずとも自室またはリビングで公開中の映画が楽しめると考えるか、2、3ドルの差なら映画館の大画面と立体音響を存分に楽しみたいと思うかでユーザーの好みが別れるかもしれません。

ただ、映画館へ出かけた場合はチケット代だけでなく劇場販売の持ち込み用ドリンク・フード類のコストもあります。それを考えるとポテチとペットボトル片手に自宅で映画を見るほうがコストパフォーマンスは良さそうです。

なお、自宅で手軽に最新映画を見られるようになれば便利には違いないものの、劇場のほうはその分収入が減ってしまいます。最新映画の自宅鑑賞が主流になっても、劇場がバタバタ閉鎖などということになるのは映画ファンからすれば寂しい話です。

今年夏頃、Napsterで知られるIT起業家ショーン・パーカー氏が、映画を劇場公開当日から自宅で鑑賞できるというScreening Roomサービスを開始しようとしていると報じられました。このサービスはレンタル価格が50ドルと高めの設定ですが、それでも米国内の映画館団体や一部著名監督らからの風当たりは強い模様です。

アップルがiTunesでのレンタル開始を劇場公開後2週間からに設定している背景には、もしかすると劇場への配慮も含まれるのかもしれません。

ちなみにお金がありすぎてもう邪魔で邪魔でガッハッハ...という方には約4000万円から自宅にIMAXシアターを設置できるサービスもあります。こちらは約100万円の専用プレーヤーとIMAX映画のレンタル料が別途必要ですが、シアターを設置できるぐらいならレンタル料など端金。どうぞ存分にお楽しみください。