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トヨタ自動車は7日、オープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT」を発表。特設Webサイトを公開し、革新的なテクノロジーやサービスと共に未来のモビリティの実現をするために、サービスの開発を行う技術者や研究開発者などの個人からチーム、大学や企業などの団体と広く共同開発のテーマを募集する。

募集期間は12月7日から2017年2月20日まで。特設サイトから専用PDFをダウンロードして応募できる。2月下旬に書類審査、順次選考を重ね7月中旬の最終選考を予定している。募集テーマとしては、

1.全ての人の移動の不安を払拭する安全・安心サービス
2.もっと快適で楽しい移動を提供するクルマの利用促進サービス
3.オーナーのロイヤルティを高める愛車化サービス
4.トヨタの保有するデータを活用したONE to ONEサービス
5.全国のトヨタ販売店を通じて提供するディーラーサービス

が掲げられているが、上記に当てはまらない革新的なサービスでも可能となる。また、ビッグデータや製品など同社が提供できるアセットも幅広く示している。

ビッグデータ

TOYOTAのコネクティッドカーから取得可能な情報(位置情報、走行距離、速度情報、車両状態(部品劣化・故障ウォーニング)、車両利用状況(安全運転技術・各種機能作動回数等)、エンジン回転数、アクセル開度など(全て匿名化済み)

タッチポイント

全国約5,200店舗の販売店、都市部・観光地に集約するトヨタレンタリース約1,200店舗のネットワーク。月間約1,000万ユニークユーザーのホームページ(toyota.jp)、約2,500万人の友達登録があるLINEアカウントやメルマガなどのオウンドメディアを通じたユーザーへのリーチ。

製品/サービス

スマートフォン端末から暗号キーの認証を経てドアの閉会やエンジンの始動が可能となる「スマートキーボックス(SKB)」、燃費管理や危険運転警告、運転日報自動記録や車両盗難時の位置追跡、警備派遣が可能な「TransLog」、すでに世界各地で実証実験を積み重ねているCO2排出ゼロ、スキー感覚で都市部の小道も滑走できる全幅870mm(通常のクルマサイズの1/2から1/4サイズ)の「TOYOTA i-ROAD」、トヨタスマートセンターと通信接続、豊富な機能を持つナビとつながる「T-Connect」、12月1日より無料配信が行われている新しいスマートフォン向けナビゲーションアプリ「TCスマホナビ」。

今回のプログラム「TOYOTA NEXT」について、"従来の自前主義に囚われることなく、大小問わず様々な企業や研究機関等がもつ新しいアイデア、テクノロジー、ソリューションや、すでにサービスを開始している事業を活用して、新たなサービスを共同開発していくことを目的としている"と、オープンイノベーションの意義を強調するとともに、"日本の少子高齢化や都市部への人口集中、ITテクノロジーの発展などの課題に対して、機敏に対応することが求められる"とその課題も示している。

(長岡弥太郎)