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大手IT企業のDeNAの医療情報まとめサイト「WELQ(ウエルク)」の内容が粗雑だという指摘で、守安功社長らが昨日7日(2016年12月)会見して謝罪した。サイトの記事は、事実誤認や誇張、無断転載だらけで、要するにビューを稼ぎ、広告収入につなげる意図だったようだ。WELQは、医療機関のHPやブログなどから情報を集め、まとめて検索、閲覧できる便利サイト。しかし、掲載された情報が医学的に誤ったものがあるなどの指摘が相次いでいた。

「肩こりは幽霊のせい」など不適切な記事が多数

守安社長は、「不適切な掲載があった」と認めたが、中には「肩こりは幽霊のせいだ」と言ったひどいものから、クリニックのブログからの引用に手を加えて、医学的におかしな内容になったりとか、様々。しかも無断で転載も少なくなかった。

DeNAは医療のほか美容、グルメなど10のまとめサイトを運営しているが、その作り方は同じで、契約したライターがネットから拾い上げた情報をサイトに流す。その際、情報の内容をチェックする、いわゆる「編集」をする部門は全くなかった。

ライターの募集でも「専門知識は必要ありません」としており、情報の確認は要求しない。マニュアルはあるものの、どうしたら著作権を避けられるかとか、読者の注目を集めるような表現とかに重点が置かれ、情報の内容は、コピペと垂れ流しが基本だったようだ。

そのため、実際に「風邪には家系ラーメンがいい」とか「肩こりは幽霊が原因のこともある。信じるか信じないかは人それぞれ」。さらには、米や肉へのアレルギー解説の記事なのに、わざわざ有名牛丼チェーン店の名前を引用して、検索狙いが見え見えとか。

医療系サイトは高い広告料・・・1クリックで300円も

昨日の会見でも、編集機能がなかったとして、「記事の品質に責任を負う機能が明確には存在していなかった」と認めた。さらに無断掲載では、出典元不明、許諾がないドメインがサムネールに使われたものが約10万件、引用箇所、言葉の重複を検出したのが約1万件あったという。

DeNAは今後、第三者委員会を設置して事実関係の調査を行うとしている。

松嶋尚美は「けっこう見ていた」という。「検索するとよく出てきた」と。

近藤春菜「自分のプロフィールなどから、ネット情報が正確じゃないことはわかっていても、体の具合が悪くて検索したら、信じちゃう」

取材した西村綾子は、「閲覧数を増やすこと、イコール広告収入になるという仕組みがある」という。マニュアルも、記事の内容よりも閲覧数を上げるのが狙いだったという。特に広告料の違いがすごい。ゲーム系の広告だと1クリックで2〜3円だが、医療系だとこれが200〜300円と100倍になる。

坂口孝則「まともに取材して記事を作っていたら、事業が成り立たない。見る方も見分けないと」

加藤浩次「もう淘汰の時期に入ってる?」

宇野常寛「チェックが足らなくてすみません、じゃなくて、わかってやっている」「この商売は、グーグルの拡散方式がビジネスモデルだが、やってることのレベルが違った」

加藤「われわれも考えないと。加藤激怒!なんてね、オレ激怒した?」(笑)