7日、朴槿恵氏の大統領就任以降、韓国大統領府が麻薬類指定の向精神薬や医療用麻薬の処方を継続的に受けていたことをめぐり、医療関係者などから疑いの目が向けられている。写真は韓国大統領府。

写真拡大

2016年12月7日、朴槿恵(パク・クネ)氏の大統領就任以降、韓国大統領府が麻薬類指定の向精神薬や医療用麻薬の処方を継続的に受けていたことをめぐり、医療関係者などから疑いの目が向けられている。購入されていた薬品量が、多数の患者に使用すれば問題はないものの、少数に集中的に処方した場合は中毒に陥る可能性が高いレベルというのだ。韓国・ニュース1などが伝えた。

野党正義党の尹昭夏(ユン・ソハ)議員が大統領府警護室から入手し公開した「麻薬類財産台帳」によると、大統領府は13年2月から今年11月にかけ向精神薬5種と医療用麻薬3種、計3124錠を購入し2504錠を使用したことが確認された。

このうち向精神薬はソラナックスやハルシオンなど主に睡眠薬として使用される薬品で、前李明博(イ・ミョンバク)政権でも一定量購入されていたことが分かっている。一方、医療用麻薬2種は朴政権から新たに購入されており、せき止めや強力な鎮痛剤として使われるコデインは前政権でも購入があったものの朴政権になって多量に追加購入されていた。

台帳では処方された人物や使用量が不明だが、麻薬類であれば医師による詳細な処方記録が別途残されているとみられる。ただ大統領府はこうした薬物が誰に使用されたものか明確な説明をしていない。そのため韓国の大学病院のある教授は、中毒性の高い薬物がこれだけ大量に大統領府内で使われていたとすれば、大統領府は「ほとんど精神科か、治療が難しい患者を受け入れるホスピスの処方レベルだったとみられる」と指摘している。

この報道を受け韓国のネットユーザーからは「すぐに麻薬検査をすべき」「そういえば朴槿恵の半袖姿を見たことがない」「テレビで顔を見るたびに怪しいと家族で話してはいたけど…」「大統領は麻薬中毒?他国のことならみんな卒倒しそうな話だけど、もう驚きもしない」「大韓民国大統領が麻薬中毒者だったのか。赤っ恥だ」「大統領府はおかしな人間の集まりみたい」「フィリピンからドゥテルテ兄貴をお連れしないとね」「歴代最悪の麻薬政府とは、失望を通り越して仰天だ。世界中に恥という恥をみんなさらして、国の品格は地に落ちたよ」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/吉金)