写真提供:マイナビニュース

写真拡大

ブリスコラは、2017年1月より米MashapeのAPI管理ソフトウェア「Kong」のエンタープライズ向け製品「Mashape Enterprise」の国内販売を開始する。

同社は、今年6月から国内で「Kong」の商用サポートサービス事業を開始しており、今回Mashapeとパートナー契約を締結し、販売代理店として本製品の販売やトレーニング、コンサルティング事業を展開することでAPIビジネスに力を入れた、より付加価値の高いソリューションの提供を目指す。

Mashape Enterpriseの核である「Kong」は、Mashapeが開発したAPIを実行するサーバーのゲートウェイとして、認証やセキュリティ、トラフィック制御、モニタリングなどの機能を提供するAPI管理ソフト。タクシー配車ビジネスを展開するUberをはじめ、APIの公開が中核となるビジネスも広がりを見せている。APIをビジネスユースで展開するには、セキュリティやトラフィックの管理も必要となるため相応の技術力が求められる。Kongは米国をはじめ、世界各地の企業で採用が進んでおり、国内での導入も今後増えてくると予想されている。

Mashape Enterpriseは、そのKongをベースとしたエンタープライズ向け製品「API Gateway」に、ポータルサイト管理ソフトウェア「Developer Portal」、APIの使用・実行状況、トラフィック、登録者数等をリアルタイムにモニタリング・分析する「API Analytics」を加えたマイクロサービスの統合プラットフォーム。複数のAPIを一つのプラットフォームで運用するサービス環境において新規開発や変更などの状況に応じた柔軟な対応ができる。

2010年に設立されたMashape社は、Amazonのジェフ・ベゾス氏やGoogleのエリック・シュミット氏が出資者として名を連ねる企業で、2015年に「Kong」をオープンソースとしてリリースしている。同社CEOのAugusto Marietti氏は、「ブリスコラとのパートナーシップにより、日本のお客様にKongとMashape製品を安心してご利用いただけるようになり大変嬉しく思います。世界各国で多くの実績があるMashape製品が、今後は日本でも、サーバー不要環境のAPIエコノミーと企業のマイクロサービスアーキテクチャー実現のお役にたてると確信しています。」とのコメントを出している。

(竹中貴一)