5日、韓国で朴槿恵大統領への批判が高まっているが、韓国国民はなぜこれほどまでに大統領に容赦ないのか。その背景には独特の集団主義、集団心理がある。写真は朴大統領の退陣を求めるデモ。

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2016年12月5日、新京報によると、韓国で崔順実ゲート事件により朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は史上最低を更新し続けており、大統領への批判や辞職を求める大規模な集会が立て続けに行われている。

「反朴」集会には老若男女、年齢を問わず大勢が参加しているが、韓国国民はなぜこれほど朴大統領に容赦ないのか。中国でもその批判の激しさに困惑する人は少なくなく、「中国も大概だが、韓国よりはまだおおらかではないか」との声もある。

長年韓国で生活し、取材を続けてきた記者によると、韓国社会は公共性の高い人物に対しては寛容性を欠く傾向が強いという。韓国社会にも道徳上や法律上の「グレーゾーン」はあり、東洋的なおおらかさも存在するが、とりわけ政治家や企業家、芸能人など公の場に出る機会のある人が法に触れる行為を犯した場合には、特徴的な集団心理が働き、社会全体が容赦なく集中して攻撃するということがたびたび見られる。

韓国では「われわれ」「私たち」という意味の「ウリ」という言葉が日常的によく使われるが、そうしたことも韓国独特の集団主義や同調を求める集団心理を表している。(翻訳・編集/岡田)