世界の3Dプリンタ出荷台数は2015年、前年比72.7%増の19万台、19年には215万台に達する見込みであることが矢野経済研究所の調査で明らかになった。

 同研究所によると、3Dプリンタの性能はハイスピードで進化するとともに、市場は価格が60万円未満のローエンドタイプと60万円以上の産業用ハイエンドタイプの2極化が進んでいる。出荷台数を牽引するのはローエンド装置で、簡単で迅速に試作品を製作するための導入が進むほか、教育機関での導入が増えている。

 日本国内のユーザーに対して、3Dプリンタの用途を尋ねたところ、「試作品」がトップで59.1%、以下、「治具」24.7%、「最終製品(の一部)(パーツなど)」20.1%と続いた。同研究所では「国内においても3Dプリンタを用いた本格的なものづくりが始まりつつある」としている。