中国ネット上では中国人旅行客の日本での旅行記を掲載した記事を見かける機会が多い。そうした記事では日本の鉄道サービスを高く評価する記事も多いのだが、中国メディアの今日頭条は5日付で、日本人利用客は日本の鉄道サービスに不満を抱いていると主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国ネット上では中国人旅行客の日本での旅行記を掲載した記事を見かける機会が多い。そうした記事では日本の鉄道サービスを高く評価する記事も多いのだが、中国メディアの今日頭条は5日付で、日本人利用客は日本の鉄道サービスに不満を抱いていると主張する記事を掲載した。

 記事は日本の鉄道について安全、時間に正確、手軽に利用可能、配慮の行き届いたサービスなどの点で「世界の誰もが褒め称える」交通機関であったと説明。一方、こうした評価はすでに「過去のものになりつつある」と説明し、「鉄道に対する日本国民の不満は日ごとに増しており、この不満は過去には想像できないレベルに達している」と指摘した。

 記事は日本の経済誌が掲載した日本の鉄道サービスに関するアンケート調査を紹介。記事は、同アンケートは鉄道に対する不満を調査したものであり、2257件の回答が得られたと説明、結果は「いつも不満を感じている乗客」が26.1%、「時おり不満を感じている乗客」が53.9%に達し、両者を合計すると「80%にも達する」と紹介した。

 さらに、不満の理由は数が多い順に「車内が混み過ぎる」、「しょっちゅう遅れる」、「乗客のマナーが悪い」、「乗車券が高すぎる」、「本数が少なすぎる」、「駅の設備不足」、「鉄道会社が乗客のニーズを満足させることができない」、「車内の設備不足」だったと紹介した。

 以前、ある中国メディアは、日本では「身体の不自由な人でも鉄道が気軽に利用できる」と称賛し、乗車駅と降車駅の鉄道スタッフによる抜かりのない連絡、車椅子の移動や乗車・降車の際の援助、身体の不自由な人に接する際のスタッフたちの親切な態度などを高く称賛していた。中国からすれば日本の鉄道サービスの品質は非常に高いものであり、われわれ利用客としても不満ばかりを言うのではなく、日々鉄道サービスを提供してくれる鉄道会社の努力を称賛しつつ、「足るを知る」ことが必要なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)