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(台北 7日 中央社)経済協力開発機構(OECD)が世界72の国・地域の15歳約54万人を対象に2015年に実施した学習到達度調査(PISA)で、台湾は「科学的応用力」が前回の13位から4位に大幅に上昇した。「数学的応用力」も4位で、前回の順位を維持。「読解力」は8位から23位に後退した。科技部(科学技術省)と教育部(教育省)が6日、合同で記者会見を開き、発表した。

同調査は科学的応用力、読解力、数学的応用力の3分野について、3年ごとに実施。2000年から開始され、台湾は2006年から参加している。今回は台湾では214校、計7708人が受けた。

科学的応用力の結果を習熟度レベル別にみると、台湾は成績上位、レベル5以上の割合が15.4%に達し、シンガポールの24.2%に次いで2番目の高さになっている。

一方、読解力が大きく順位を下げたことについて、教育部の林騰蛟常務次長は、今回の調査方法がコンピューター使用型だったことを指摘。台湾の生徒は紙媒体で読書する習慣があり、ディスプレー上で大量の文章や図表などを読むのには慣れておらず、成績に影響したと分析した。今後は読書用のデジタル設備を整え、学習のデジタル化を優先的に推進していくとしている。

(黄麗芸/編集:名切千絵)