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マンパワーグループは12月7日、キャリアに関する調査の結果を発表した。調査は2月と4月、世界の「ミレニアル世代」(1982〜1996年生まれ(現在の20〜34歳))1万9,000人を対象に行われた。

○最優先事項は高い収入を得ること

「自身のキャリアにおける最優先事項は何ですか?」と聞いたところ、日本では過半数が「高い収入を得る」ことと回答。次いで「その分野の専門家として認められる」(13%)、「積極的に貢献する」(10%)、「優秀な人と仕事をする」(8%)と続いた。

一方、「自分の会社を持つ」(5%)、「組織のトップに立つ」(3%)、「部下を管理する」(3%)といった"リーダー的役割"につくことをキャリアの最優先事項に挙げた人は、11%に過ぎなかった。

グローバル平均では、1位「高い収入を得る」(23%)、2位「積極的に貢献する」(21%)、3位「優秀な人と仕事をする」(20%)、4位「その分野の専門家として認められる」(20%)、5位「自分の会社を持つ」(12%)、6位「組織のトップに立つ」(6%)、7位「部下を管理する」(4%)。"リーダー的役割"につくことを挙げた人が日本より多い結果となった。

○伸ばしたいのは個人のスキル

「今後伸ばしたいスキルは何ですか?」という質問では、日本は「リーダーシップ」(10%)、「人材管理」(6%)といったマネジメント能力を身につける事より「専門的な職業スキル」(37%)、「対人スキル・チームワーク・コミュニケーション」(27%)、「IT/テクノロジー」(20%)といった個人のスキル開発を重視している事が読みとれた。

グローバル平均では、1位「専門的な職業スキル」(27%)、2位「対人スキル・チームワーク・コミュニケーション」(21%)、3位「IT/テクノロジー」(20%)、4位「リーダーシップ(管理能力)」(19%)、5位「人材管理(管理能力)」(13%)となった。

調査では、「ミレニアル世代は、自分のためのキャリアを重視し、スキル習得に励んでいます。部下を管理することへの優先順位は低く、少しでも高い収入を得るために働くことの意義がはるかに重要です。企業・組織には、このような背景を理解した上で、次世代のリーダーを惹きつけ、確保・育成する人事施策を策定する事が求められています」とコメントしている。