“ナイアシン”は、別名ビタミンB3とも呼ばれる栄養素。ビタミンB群には脂質や糖質、タンパク質を代謝してエネルギーを生み出す働きがありますが、ナイアシンの働きはコラーゲンの代謝を助けることです。
コラーゲンが生成されることでハリのある美肌が作られますが、ナイアシンを意識して摂取することで、プルプルのお肌が維持できるというのです。

コラーゲンの生成を促進する“ナイアシン”

コラーゲンは体の至るところにあり、細胞と細胞をつなぎとめる役割を果たしています。お肌も真皮の70%はコラーゲンで、コラーゲンによる繊維状の網目が形成されたところにヒアルロン酸が分泌されることで、ハリのあるお肌を保つことができます。
コラーゲンはアミノ酸から生成されますが、その時にビタミンCが必要になりますが、ビタミンCだけでなく、さらにナイアシンを摂ることでコラーゲンの生成が促進され、プルプルのお肌を保つことができるのです。

“ナイアシン”は抗酸化力も高い

抗酸化作用が強い栄養素と言えば、ビタミンAやビタミンC、E、ポリフェノールなどが思い浮かぶと思います。これらの栄養素に負けない抗酸化力を持っているのがナイアシンなのです。
活性酸素によるお肌の酸化は、いわゆる「錆び」とも言われ老化の元になるものです、ナイアシンを摂ることで活性酸素を抑え、体の錆を除去することができます。その他にもナイアシンには、皮膚や粘膜のターンオーバーを促進することでこれらの組織を保護する働きがあります。

“ナイアシン”を食べ物から摂るには?

ナイアシンは水溶性の栄養素で、不要な分は体外に排出されてしまいます。ナイアシンの効果をしっかりと感じたい方は、こまめに摂取するのがおススメです。
ナイアシンの多い食品は、マグロやカツオ、サバ、レバー(牛、豚)、マイタケ、ピーナッツ、大豆、ゴマなどです。ナイアシンは肉類や魚類にも多く含まれているため、バランスのいい食事をしていれば不足することはないと言われています。美肌のために、もっとナイアシンを摂りたいという方は、これらの食品をしっかり食べるようにしましょう。

ナイアシンには、美肌効果の他にも、血行を促進してコレステロールを減らしたり、アレルギー症状を緩和する健康効果もあります。他の種類のビタミンBと一緒に摂ることで、相乗作用が高まり、効果がアップすると言われています。


writer:岩田かほり