2日、朴槿恵大統領が美容やアンチエイジングのためのさまざまな注射剤の処方を受けていたとされる中、韓国でこうした美容注射がにわかに注目を浴びている。写真は朴大統領の退陣を求めるデモ。

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2016年12月2日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が美容やアンチエイジングのためのさまざまな注射剤の処方を受けていたとされる中、韓国でこうした美容注射がにわかに注目を浴びている。大統領が処方を受ける際に使っていたとされるドラマヒロインの名を冠した「キル・ライム注射」を売り出す美容整形クリニックもあるという。韓国・ソウル新聞が伝えた。

ソウルの繁華街・明洞のA整形クリニックではこのほど、「シンデレラ注射」や「白玉注射」などをセットにした「キル・ライム注射」の宣伝を始めた。プラセンタ(ヒト胎盤)などを含むこうした美容注射は韓国で10年余り前にブームとなり知られていたが、今回「大統領も打った」という報道が話題となったことを受け改めてパッケージ商品化したという。

ソウル市内のB皮膚科には、大統領の諮問医が大統領府に納めていたと報道されたプラセンタ由来の注射「ラエンネック」を受けたいという患者が増えている。また、「キル・ライムも受けた注射」とうたった広告を見て、外国人からの問い合わせも少なくない。

この美容注射は海外に暮らす韓国人の間でも話題だ。ベトナム・ホーチミンに住む女性(36)は、「ホーチミンでもプラセンタ注射やにんにく注射の処方を受けられる病院がないか調べてみた」と言い、「同年代の主婦が集まると大統領が受けた若返り注射の話題になる」と語った。

事件捜査をきっかけとしたこの皮肉なブームに、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「こっちが恥ずかしくなる!おばちゃんたちも頼むからニュースをちゃんと見て目を覚ましてくれ!」
「朴槿恵を見てて、大した効果もないと気付かないのかな?朴槿恵はどう見たって60代より下には見えないだろう?」
「まねていいことと悪いことがある」

「売る方も買う方も情けない」
「こんなもので金を稼ぎたいのか?まったく、お金にしか目がない不道徳な集団だな」
「皮肉な現象ではあるけど、少しでも経済の助けになるなら…」

「予想はしてたけど本当に出てくるとは。苦々しい気分だ」
「さすが、それでこそヘル朝鮮(地獄のような韓国)人だね」
「朴大統領が言ってた創造経済はこれだったのか!」
「すべての国民はそのレベルに合った政府を持つ」(翻訳・編集/吉金)