6日、英紙フィナンシャル・タイムズはこのほど、韓国が2020年に中国を追い抜きアジア最大の武器輸出国になると伝えた。資料写真。

写真拡大

2016年12月6日、参考消息網によると、5日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、韓国が2020年に中国を追い抜きアジア最大の武器輸出国になると伝えた。

韓国の武器輸出は09年以降、1100%近く増加している。世界的な不安定化、競争力のある価格設定、韓国が得意とする伝統的な戦争兵器に対する需要の再発がその背景にある。

CLSA Securities Koreaの研究責任者、ポール・チョイ氏は「世界的に見て、韓国は良い位置にある。韓国の防衛装備の構造的成長は、すでに自らの目標を上回っている」とし、「2020年に中国を追い抜きアジア最大の武器輸出国になるだろう」との見通しを示している。

こうしたブームは、アジアや東欧での地政学的緊張の高まりに支えられている。

航空機メーカーの韓国航空宇宙産業や防衛産業を手掛けるハンファテックウィンに代表される韓国の武器輸出業者は、非常に競争力が高いことが実証されており、技術移転により取引をより魅力的なものとしている。

韓国はまた、他の周辺国に比べて地政学上や歴史上の「荷物」を持たないことから、中東や南アジア、東南アジアなどの兵器需要の増加に対応できてもいる。

IHS Markitのシニアディフェンスアナリスト、ベン・ムーアズ氏は「インドネシアへトラックと潜水艦、イラクへ通信機器、英国へ艦船。韓国は多様な業界を持ち、幅広いユーザーに販売する一方で、中国はパキスタンとスリランカに依存している」と指摘する。

韓国は昨年、8億7100万ドル(約990億円)の武器装備を輸出している。09年は7300万ドル(約83億円)だった。ムーアズ氏は、16年には総額が12億ドル(約1365億円)を超えると予測している。一方で、IHS Markiの予測によると、中国は来年、世界のトップ10から脱落することになる。(翻訳・編集/柳川)