イッセー尾形がLA映画批評家協会賞で助演男優賞の次点に選出された/[c] 2016 FM Films, LLC.  All Rights Reserved.

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遠藤周作の傑作文学をマーティン・スコセッシ監督が映画化する『沈黙-サイレンス-』(2017年1月21日公開)。本作で、激しいキリシタン弾圧を推し進める井上筑後守を演じた日本人俳優イッセー尾形が、第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞で、助演男優賞の次点に選ばれた。この快挙を記念して、イッセー演じる井上奉行の姿をとらえた場面写真が解禁。

【写真を見る】アンドリュー・ガーフィールド演じるロドリゴに待ち受ける運命とは?/[c] 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

井上筑後守とは、残忍な弾圧政策を推し進める危険人物と噂されながら、物腰柔らかなそぶりで主人公の宣教師ロドリゴに棄教を迫り、追い詰める狡猾な人物。今回解禁された場面写真は、山中で囚われた隠れキリシタンとロドリゴの前に現れ、「転べ」と迫るシーンだという。

スコセッシ監督は、「イッセー尾形が演じる井上のキャラクターは、すでにオーディションの時にできあがっていた」「扇子捌き、ハエをピシャリと打つ動作、口の中の埃、彼が意気消沈する瞬間。私たちは皆、お互いに顔を見合わせて『OK』と言ったんだ」と場面写真のシーンについて語っている。

『沈黙−サイレンス−』はスコセッシ監督が原作と出会ってから約28年、いくつもの困難を乗り越えて実現した渾身のプロジェクト。17世紀、江戸初期の日本にやってきた若き宣教師ロドリゴに待ち受ける過酷な運命を通して、人間にとって本当に大切なものとはなにかを問いかける歴史大作だ。

主演のアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮など、ハリウッドと日本の実力派が名を連ねる本作。現役の映画批評家が選考する映画賞で実力を認められたイッセーの演技は、作品をより一層説得力のあるものにしていることは間違いない。【Movie Walker】