ジャクリーン・ケネディを熱演しているナタリー・ポートマン (c) 2016 Jackie Productions Limited

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“ジャッキー”の愛称で親しまれ、今なお高い人気を誇る世紀のファーストレディ、ジャクリーン・ケネディをナタリー・ポートマンが熱演した映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2017年春全国公開)。ナタリーの演技が批評家たちから高い評価を受けている。

1963年11月22日、夫であるジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件により、ジャクリーンの人生は一変した。葬儀の執り仕切り、代わりに昇格する副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去など、するべきことは山積み。そんな中、何よりも彼女の心を占めたのは、事件の直後から夫が「過去の人」として語られることへの憤りだった。夫が築き上げてきたものを単なる過去にはさせない、そう決意したジャッキーが葬儀までの4日間に取った行動が、最愛の夫を伝説にする。

未だ語り継がれる大事件を、ファーストレディの視点から描いた重厚感ある意欲作。『ブラック・スワン』(10)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンが、外見だけでなく、話す英語のアクセントまで徹底的に“ジャッキー”を再現した。また、『ブラック・スワン』でナタリーにオスカーをもたらした監督・ダーレン・アロノフスキ―が製作をつとめ、『NO』(12)でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、世界的に注目を集めるチリ出身のパブロ・ララインが、初の英語作品となるメガホンをとった。

現地時間2日より北米にて公開がスタートした本作。限定5館での上映ともあり、興行成績は27万5千ドルと全体の20位となっているが、スクリーンアベレージは5万5千ドルと本年度公開作では5番目に良い数字をたたき出し、好調なスタートを切った。公開前より、現地の批評家からは、「ナタリーのキャリア史上最高となる素晴らしい演技!」「ナタリーが演じるジャクリーンは賞に値する」「ナタリーの渾身の演技から目が離せない」など、ナタリーのオスカー獲得を匂わせる高評価を得ていた。作品を観た観客からも「シンプルにナタリーの演技が素晴らしい!彼女以外にジャッキーを演じられる人はいない」「苦悩にあふれた非日常的なキャラクターを素晴らしい演技力で見事に再現していた」「これまでに描かれたことのないジャッキー・ケネディを好演していた」など彼女の演技を賞賛する声が集まった。

アカデミーの前哨戦となる賞レースでも注目の的となっているナタリー、2度目のオスカー獲得に期待が集まっている。

■『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
2017年春、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開
(c) 2016 Jackie Productions Limited