台湾産ハタを日本にPR  水産業界関係者の胃袋つかむ

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(東京 6日 中央社)台湾産の良質な冷凍ハタを日本にPRしようと、行政院農業委員会は5日、東京都内で水産関係者や小売業者などを招き、ハタ料理の試食会を行った。水産業の総合団体、大日本水産会の白須敏明会長は、台湾産ハタは必ず日本人の心をつかむだろうと品質の高さに太鼓判を押した。

ハタは台湾の輸出向け人気養殖魚種。同委員会の翁章梁副主任委員によれば、台湾における生産量は全世界の20%を占める。だが、近年では最大の輸出先である中国大陸が自ら養殖を始めた上に、東南アジア諸国も輸出を開始したため、出荷価格が下落している。

同委員会漁業署の2015年版漁業統計年報によると、台湾のハタの輸出量は約1万7095トン。そのうち日本向けはわずか約27トンに留まっている。台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)は、台湾産ハタは日本の市場であまり売られていないと言及。輸入量が少なく、日本の消費者もハタの食べ方を知らないためだと主な理由を説明し、代表処は今後、日本側のニーズに応じて輸出拡大を全力で支援していくと述べた。

会場では台湾で生産される2種のハタを紹介。刺し身や煮付け、蒸し物、炒め物、スープなど中華風や洋風に調理された12種類のメニューが振る舞われた。

(楊明珠/編集:名切千絵)