正義のヒーローを演じた
バン・ウィリアムズさん(左) 写真提供アマナイメージズ

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 1966〜67年に米ABCで放送された「グリーン・ホーネット」でタイトルロールを演じた俳優のバン・ウィリアムズさんが11月28日(現地時間)、米アリゾナ州スコッツデールで腎不全で死去していたことがわかった。享年82歳だった。

 同作は、昼間は新聞社の社長を務める主人公ブリット・リードが、夜はマスク姿の正義のヒーロー“グリーン・ホーネット”となり、助手のカトーとともに悪党と戦う姿を描いたクライムアクション。米国進出後、初のテレビシリーズ出演となった故ブルース・リーさんがカトー役を演じ、脚光を浴びたことでも有名だ。ウィリアムズさんは、グリーン・ホーネット役で、同時期に放送されていたアダム・ウェスト主演のテレビドラマ版「バットマン」にも数エピソード出演した。

 米バラエティによれば、ウィリアムズさんは1957年、ハワイでダイビングのインストラクターをしていた頃に、プロデューサーの故マイケル・トッドさんに発掘され、ハリウッドに渡ったという。米ABCの探偵ドラマ「バーボン・ストリート」(59〜60)でブレイクし、続いて同番組で演じたケン・マディソンを主人公にしたドラマ「サーフサイド6」(60〜62)が制作された。「グリーン・ホーネット」以降は、「ハワイの冒険」(75)などテレビドラマに多数出演した。

 80年代に入る頃には俳優業を引退し、ロサンゼルス郡保安官事務所のマリブ署で保安官補代理や有志の消防士を務めたという。リーさんの生涯を描いた伝記映画「ドラゴン ブルース・リー物語」(93)には、「グリーン・ホーネット」の監督役で出演していた。