健康志向の高い人の間で話題になっているのが“黒豆茶”。黒豆茶を飲むことで、血液がサラサラになり、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防するとか、骨粗しょう症を予防するという話も聞きます。体に優しいイメージの黒豆茶ですが、実はダイエットの有効成分も豊富。妊婦さんにもオススメの黒豆茶の秘密に迫ります。

“黒豆茶”って何? どんな栄養が含まれているの?

黒豆茶は、お節料理の人気食材でもある黒豆を炒ってお茶にしたものです。一般に黒豆と呼ぶことが多いですが、正式には「黒大豆」と言います。大豆にはタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルのほか、女性に嬉しい大豆イソフラボンなどさまざまな栄養素が含まれています。
もちろん黒豆にも、普通の大豆と同等の栄養素が含まれています。さらに注目したいのは、黒豆の皮の色のもとになる色素。アントシアニンやシアニジンというポリフェノールが豊富なのです。

気になる“黒豆茶”のダイエット効果とは?

黒豆茶を飲むことで痩せやすい体になるダイエット効果があります。ただし、その効果は即効性のあるものではなく、少なくとも1〜2ヵ月続けて飲むことで確認できるもの。ホットにして飲めば、体を芯から温めることができるので、この冬は黒豆茶に挑戦してみてはいかがでしょうか。

○脂肪を溜まりにくくする効果

黒豆茶に含まれるアントシアニンやシアニジンには、腸内で脂肪の吸収を抑える効果があります。また、大豆サポニンには脂肪を分解して排出する効果が。つまり黒豆茶を飲むことで脂肪が溜まりにくくなるのです。また、黒豆茶にはビタミンB群も豊富。ビタミンB1には糖質を、ビタミンB2には脂質を代謝する働きがあります。

○便秘・むくみを解消する効果

意外かもしれませんが、もともと大豆は食物繊維が豊富な食品です。「卯の花」で知られるおからは大豆の食物繊維を利用したもの。もちろん黒豆茶にも食物繊維が豊富に含まれています。黒豆茶には水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれているので、便秘の解消にはもってこいのお茶なのです。また、体内の余分な水分を排出する働きがあるカリウムも豊富なので、むくみ対策にも効果的です。

○血行促進と代謝アップの効果

黒豆茶に含まれるアントシアニンには、血行を促進する効果があります。実は黒豆茶には脂質も含まれているのですが、多くがリノール酸やαリノレン酸などの不飽和脂肪酸であり、やはり血液をサラサラにして血行を促進する働きがあります。血行が促進されることで、全身の代謝がアップ。さらに豊富なタンパク質が筋肉の形成を助けることで、基礎代謝をアップする効果もあります。

健康にもダイエットにもいい黒豆茶は、ホットにして飲むとさらに効果的です。また、食事の前や食事と一緒に飲むことで、血糖値を上がりにくくする効果もあります。


writer:岩田かほり