「GE Minds + Machines 2016」でのイメルトCEO基調講演の様子 Photo by Noriko Takiguchi

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2020年に世界トップ10の
ソフトウェア企業へ

「フィジックス(物理)とアナリティックス(分析)」「デジタルツイン(デジタルの双子)」。

 これは、GEのジェフ・イメルト会長兼CEOが、11月15〜6日にサンフランシスコで開かれた「GE Minds + Machines 2016」という会議の基調講演で繰り返し口にした言葉だ。重工業の雄として長年業界に君臨してきた同社は数年前、インダストリアルインターネット(IIoT)に向けて大きく舵を切った。その意気込みを象徴する表現だろう。

 2020年までに世界でトップ10のソフトウェア企業になることを宣言している同社は、先頃もインド・バンガロールにデジタルハブを設立することを発表し、2500人のソフトウェアエンジニアが同社IIoTプラットフォームであるPredix開発に携わる計画だ。

 同社はすでにアメリカ国内のシリコンバレー地域、サウジアラビア、ハンガリーに同様のデジタルハブを設置しており、Predixの世界ネットワークを構築している。そこに最大のハブとしてインドが加わる。IIoTへ急速に移行しているさまが伝わってくる。

「フィジックスとアナリティックス」も「デジタルツイン」も、モーター、タービン、鉄道、都市、石油、ガス施設などのハードウェアや施設の稼働状態が、センサーなどによってデータ化されることにより、デジタルツインが生成され、これをモニター、解析することで大きな生産性を実現することができるという意味だ。

「Predixは、IIoTのOSのようなもの」とイメルト氏は説明したが、これによって稼働の最適化や故障を予想したメンテナンスを行うことが可能になる。同氏は、世界中に配置されたGE製のハードウェアが大きなフットプリントとなり、スケールのパワーが生み出されていると強調した。

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