29日、韓国メディアは、韓国で多少高くても清潔で丁寧なサービスを提供する店とのイメージがある「模範飲食店」の実態を報じた。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は「模範飲食店」指定看板。

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2016年11月29日、韓国・MBNは、韓国で多少高くても清潔で丁寧なサービスを提供する店とのイメージがある「模範飲食店」の実態を報じた。

ソウル・新堂洞のある模範飲食店は、一見清潔そうに見えるが、厨房では従業員が衛生帽子も着用せず私服のまま調理している。さらに、店の奥では玉ネギや白菜などの材料が汚れた床に置かれ、そのすぐ横にはごみが積まれている。また、客が出入りする店の入り口に灰皿を置いてたばこを吸わせる店もあるという。

模範飲食店は保健当局の衛生検査免除など、さまざまな恩恵を受けている。しかし、模範飲食店の中から毎年数百件の食衛生法違反事例が報告されるなど、模範飲食店の指定を受けた店とは思えない名ばかりの模範飲食店が続出している。

ソウルだけでも4000店超が模範飲食店に指定されているが、取り消されることはまれ。問題が見つかっても指定が取り消されるのは営業停止以上の処分を受けた場合に限られるため、過料の支払いのみで済まされることがほとんどだという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「厳しく取り締まらないと改善されないのか?飲食店が自発的に衛生に気を使ってくれたら…」
「飲食店でバイトをしてから、外食できなくなった」

「テレビで紹介された模範飲食店には絶対行かない」
「別に驚かない。韓国には猛スピードで前の車をあおる模範タクシーもいる」

「中国産の材料を使うのはまだしも、他の客の食べ残しを再利用するのは許せない」
「ほとんどの飲食店は食材を家畜の肥料のように管理している」

「誰が模範飲食店を選定しているの?市民が選ぶ制度を作ってほしい」
「見た目と中身が違う。まるで朴大統領のような飲食店だ」(翻訳・編集/堂本)