サービスの概要(トヨタ自動車の発表資料より)

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 トヨタ自動車は5日、今冬発売する新型プリウスPHVにおいて車両のEVモード走行距離や自宅での充電量によって、ユーザーが様々な特典を受けることができる新サービス「PHVつながるでんきサービス」を東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、関西電力、四国電力の5社とそれぞれ共同で実施すると発表した。

 PHVつながるでんきサービスでは、プリウスPHVに装着される車載通信機(DCM:データ・コミュニケーション・モジュール)を通じて得られる「EVモード走行距離」や「自宅充電量」等の情報を、ユーザーがサービス申込みをしている電力会社にトヨタが提供。ユーザーはWEBサイトを通じてその内容を確認でき、電力会社は利用内容に合わせ、電力料金の支払いや商品交換に使用可能なポイントを付与する。

 プリウスPHVは、3代目のプリウスをベースに開発されたプラグインハイブリッドカーで、4代目プリウスの登場に合わせて、今年3月のニューヨーク国際オートショーで新型が発表された(米国での名称はプリウスプライム)。プラグインハイブリッドカーとは、直接コンセントから充電できるハイブリッドカーのことで、家庭用電源でも充電が可能だ。新型プリウスPHVは、一般家庭用(AC200V・16A)電源の場合、2時間20分で60km分の充電が可能。また、公共の急速充電器を使用すれば、約20分で80%までの充電もでき、量販車では世界初となるソーラールーフも搭載している。

 今回の新サービスは、トヨタのコネクティッド戦略の柱である、モビリティサービスプラットフォームを活用した異業種企業との連携の一つでもあり、トヨタでは、新型プリウスPHVのユーザーにより長い距離をEVモードで乗ってもらうことで、クルマが環境に与える負荷の低減を目指すとしている。