社会人5、6年目以降のアラサーから30代の女性の間で、海外留学を考える人が増えています。語学以外のメリットが多いことも留学の特徴。日本人の「当たり前」が通用しない、海外の暮らしにどっぷり浸かることで、価値観が大きく変わるケースも多いそう。

今回は帰国後のメンタル面の変化について、具体的な事例を見ながら考えます。

帰国後はメンタル面がたくましくなる

海外留学のEF(イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン)のマーケティングディレクターの伊丹麻衣子(いたみ・まいこ)さんは、「私自身もそうだったのですが、日本人としての自覚が強まり、女性だからとか男性だからという意識を超えて、『この国の大人としてどうありたいか』を考えるようになりました」と語ります。

さらに、英語圏に根付いている「個」を尊重する空気を体感することで、同調圧力に負けないたくましさが芽生える人も多いそう。

「謙虚さは日本文化の素晴らしいところですが、状況によっては女性が積極的に周囲を引っ張っていかなくてはならない場合もあるでしょう。せっかく能力があるのにそれを発揮せず、集団に埋もれてしまうのはもったいない。

でも留学を経験することで、壁を打ち破ってリーダーシップを取れるようになる人も少なくありません。これからの時代のビジネスシーンでは、必ず役に立つ力だと思います」

日本の女性は仕事が丁寧で正確なので、世界的に見ても「デキる人」が多いと言われています。ところが、それをアピールする能力は、あまり高くないのではないでしょうか。

あくまで一つの方法にすぎませんが、留学は社会で活躍する女性に自信を与えてくれる最強のツール。

長期スパンでキャリアを積むことを考えている人や、日本人としてできることをもっと世の中に広めたいと考えている人は、勇気をもって一歩を踏み出してみることをおすすめします。

案ずるより産むがやすし、まずは行動してみては?

(奥浜アリサ)