ケガで長期に渡って欠場していたが、復帰後はケガ明けとは思えない好調ぶりを見せた(撮影:福田文平)

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国内男子ツアーは全日程終了して、都内で表彰式を行い賞金王の池田勇太らが壇上で祝福を受けた。07年から9年連続で最も印象に残った選手に贈られるMIP賞(Most Impressive Player)を受賞してきた石川遼はプロ転向後初めて無冠に終わった。
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石川は「僕からしても印象に残ったのは勇太さん。世界的に見れば松山英樹だと思う」と選定には納得した様子。今季はケガにより主戦場をおく米国PGAツアーを2月から長期に渡って欠場し、公傷制度を利用しての復帰は10月となった。それでも、日本ツアーには5試合に出場し2戦目の「RIZAP KBCオーガスタ」で優勝。予選落ちを喫した「日本プロ日清カップ」以外はすべてトップ10フィニッシュを決めるなど、ケガ明けとは思えないパフォーマンスを披露したことは確かな手応えとなっている。
ひとつ転機に挙げたのが、10月の「日本オープン」。予選ラウンドで松山英樹、アダム・スコット(オーストラリア)と同組で回って、「2人はフェアウェイど真ん中に打っている中で僕は左の林に行って。あれだけまっすぐ打つ2人と回ると差を感じるところはあるけど、ラウンドの中で変わらずに力を出せたのはパッティングだった」と自身の強みをラウンドの中で再発見した。
オフの課題に挙げたのは、アプローチの向上とトレーニング。ケガからのリハビリ中も重点的に取り組んだ部分でもあり、「もっとアプローチを伸ばしていって、そこで勝負したい。もちろん他も底上げしていきたいけど、良いところはどんどん伸ばしていきたい」と語った。アプローチは以前からたびたび取り組んでいた木の板の上から打つなど、米国の難しいライを想定して練習を続けているという。
公傷制度からの復帰はまずシード確保が第1目標となるが、あくまで狙うのは米国での初タイトル。「自分が目指しているのは優勝なので、そこに向けて何が足りないか考えてやりたい。シードのために何が足りないか考えると違う方向に行ってしまうと思う。チーム全体がそういう雰囲気になるようにしていきたい」。年明けは1月19日〜22日に行われる「キャリアビルダー・チャレンジ」からのツアー参戦が濃厚となっている。
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