押して、押して、押しまくりたい!

本日、Amazonの商品をワンタッチで注文できるボタン型端末「Amazon Dash Button」が発売されました。アメリカでは昨年に発売されており、ギズモード・ジャパンではちょっと変わった使い方やハックなども紹介してきました。

日本でも利用が可能になったDash Buttonは、私たちのショッピング体験をどれだけ変えてくれるんでしょうか? 今回、ギズモード・ジャパンは実際に体験してきました。

「Dash Button」ってなに?


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Dash Buttonは、Amazonで対象となっている商品をボタンを押すだけでを注文できるボタン型端末です。 

洗剤やシャンプー、シリアル、オムツ、ペットフードといった商品が対象となっており、それぞれのブランドごとに用意されたDash Buttonを購入できます。必要なDash Buttonを購入したら家のキッチンや水回りのスペースに設置して、備蓄がなくなってきたらボタンを押して注文。後は商品が届くのを待つだけです。簡単すぎる...。

Dash Buttonを購入できるのはプライム会員のみ。なので、Dash Buttonで注文したらすぐに商品が届きます。

AmazonがDash Buttonを開発したのには、"消費者はたびたび必需品の在庫切れを引き起こしてしまう"、"必需品の買い物が決して楽しいものではなく、あくまでも「仕事」である"という背景がありました。そこで買い物を意識させないことこそがベストなショッピング体験だという想いのもと開発されたのが、ワンクリックでショッピングを完結させる「Dash Button」でした。


どうやって使うの?


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まずはAmazonのアプリまたはウェブサイトから、欲しいブランドのDash Buttonを購入します。価格は500円ですが、Dash Buttonを使って初めて注文するときはお会計から500円割引されるので、実質0円です。


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Dash ButtonはAmazonおなじみのダンボール箱を模したお洒落な箱で届きます。


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箱からDash Buttonを取り出して、Amazonのアプリ上で設定をします。

まずAmazonアプリを立ち上げて、アカウントサービスにいくと「Dash端末」という項目が追加されています(最新のアップデートで対応)。そこの「新しい端末をセットアップ」をタップし、家のWi-Fiのパスワードを入力します。というのもDash Buttonは、AmazonアプリとWi-Fiを使って連携しているのです。


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そして、画面の指示に従いDash Buttonを6秒間長押しして、青いライトが点滅すれば接続完了。


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その後は、何の商品を注文させるのを設定します。ひとつのDash Buttonで設定できる商品はひとつのみなので、同じブランドでも頼みたい商品が違うときは追加でDash Buttonを購入するのがいいでしょう。


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設定が一通り終わったら部屋の中に設置してみましょう。Dash Buttonには、デフォルトの状態でフックなどに引っ掛けられるアタッチメントが付いています。このアタッチメントは取り外し可能です。


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また、裏側には何回でも付け外しが可能な粘着シールが付いているので、どこでも設置できますよ。


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こんな感じで設置します。サイズが小さいので違和感がありませんね。むしろちょっとお洒落でいい。


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そして必需品の在庫がなくなったらポチッとな。


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Dash Buttonで注文した後は、メールやアプリの通知で詳細が届きます。注文を変更したい場合は、アプリやウェブサイトからできます。注文後のプロセスは、通常の注文と同じですね。ちなみにDash Buttonは一度押したら商品が届くまではボタンが無効になるので、お子さんがいる家庭などでボタンが何回も押されても大量に商品が届くことはありません。

電池は数年間持ち、1000回以上クリックできる仕様となっています。ちなみにアメリカでは、電池が切れてもカスタマーサービスに連絡をすれば無償で交換してくれるとのこと。日本でも同様のサービスが受けられるのかな...?


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現時点では700種類以上の商品を対象に、41種類のブランドのDash Buttonが用意されています。以下が現在のラインナップです。


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今後も種類はどんどん増えていく予定とのこと。まだ必要なものがないなあ...という人も首をながーくして待ちましょう。

今回、同時に「Amazon Dash Replenishment」も発表されました。これはAmazonが家電製品などと連携して、日用品の再注文を自動化させるというもの。アメリカではすでに、ブリタの浄水器に搭載されており、フィルターが汚れたら自動で感知して、自動で新しいフィルターを再注文してくれます。

日本ではまだ製品はないものの、アイリスオーヤマ、エレコム、シャープ、船井電機、三菱レイヨン・クリンスイが連携に向けて取り組んでいます。

あらゆるものがスマート化する時代において、「意識する」という行為がどんどん簡略化され、何事も直感的にできるようになってきました。アメリカではこの一年、Dash Buttonでの注文が5倍になり、中には注文の半数がDash Buttonからの商品もあるんだとか。

そこで感じたのは、Dash Buttonはネットショッピングを日常的に使う若い世代よりも、テクノロジーにうとい両親や祖父母といった上の世代にとってこそ力を発揮するのではないかということ。

年齢が上がると買い物はだんだんと大変になってきます。特にお年寄りが水などの重い商品を買って持ち帰るのはしんどいですよね。でもDash Buttonさえあればそういったことはなくなります。設定さえすれば、ボタンを押すだけでネットショッピングができるってのは、革命的かもしれませんね。

そう考えると孝行アイテムとしてもいいでしょう。おばあちゃんにプレゼントして、自分のAmazonアカウントと紐付けておけば注文したら通知がくるので元気にしてるのが確認できたりも。

引きこもりがはかどると同時に、親孝行もできるという画期的な「Dash Button」。いますぐ家の中にある日用品のブランドを確認して、スマートなショッピング生活を始めましょう。


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source: Amazon

(K.Yoshioka/撮影:佐々木崇)