白石あさえの目指せコースデビュー! 
連載●第35回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜


◆グリーン周りのバンカーショットはサンドウェッジを使って

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンでやったアプローチは、かなりいい感じになってきましたね。

白石あさえ:以下白石 本当ですか? うれしいです。

内藤:では、今回は先に進んでバンカーについてのレッスンを行ないます。

白石:バンカーショットって難しいんですよね?

内藤:バンカーを苦手にしているアマチュアは多いですね。特に女性はかなりキャリアを積んで、スコアも出せる人でも「バンカーだけは......」という人がいます。

 たしかに通常の芝の上から打つショットとは違う感覚になりますが、大事なことはその感覚に慣れるということです。

白石:バンカーでは、どのクラブを使えばいいんですか?

内藤:グリーン周りの基本的なバンカーショットを覚えるにはサンドウェッジがいいでしょう。プロゴルファーはアプローチでサンドウェッジを使いますが、それは厳しいピン位置やグリーンの状況に対応するために、サンドウェッジでなければ、スピンがかからないからです。アマチュアの方が一般的にプレーされるコースでは、"アプローチ"でサンドウェッジはそこまで必要ないんです。だから、非力な女性なんかはバンカー専用として、サンドウェッジを1本バッグに入れてもいいと思うんです。

白石:サンドウェッジって、そんなにバンカーから打ちやすいクラブなんですか?

内藤:そうです。ピッチングウェッジや9番アイアンなどとソールの幅を比べるとわかりますが、サンドウェッジの方がソール幅は広いはずです。その部分を使って砂を爆発させて、ボールを脱出させるわけです。

白石:なるほど! じゃあ早速打ってみていいですか?

内藤:ちょっと待ってください! ボールを打つ前に次の練習をやってみましょう。砂を飛ばす感覚がつかめるはずです。

 まず、砂の上にラインを引いて、そのライン上にクラブを振り落として、ラインよりも先の砂を飛ばすようにします。うまく振り抜けなかったり、手前をダフリ過ぎたりしないように打ち続ける。とにかくラインよりも先の砂を飛ばすことを意識してください。

白石:ラインよりも先の砂がうまく飛ばせないときは、何に注意すればいいですか?

内藤:頭の動きすぎや手先でクラブを下ろしていないかを確認してください。バンカーショットは砂の抵抗が強いショットですが、手先で打ち込んでもダメ。ヘッドの重さを利用して、重力をうまく活用することで、砂がきれいに爆発してくれます。

●まずはボールなしで練習。砂を飛ばす感覚をつかんで

アプローチで使ったピッチングウェッジ(P)とサンドウェッジ(S)のソール幅の広さが違うことがわかる。このソールを活用して、砂を爆発させる。

バンカー上にラインを引いて、ライン上目がけて、クラブを振り下ろし、ラインの先の砂を飛ばす練習をする。しかし、初心者はヘッドがラインより手前に落ちてしまいがち。

頭が上下左右に動いたり、手先を使ってスイングしようとすると、狙ったところにヘッドが落とせない。

内藤コーチのアドバイスを受けながら練習すると、ヘッドの軌道が安定してきて、徐々にラインの先の砂が飛び始めた。


(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato