気になる男性の弱音・本音を聞きだし、ポジティブにする会話術

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 こんにちは、少女マンガ攻略・解析室室長の和久井香菜子です。

 仕事で、クライアントがなかなか心を開いてくれない……なんて経験はありませんか? 相手が経営者や重役といった高い地位にいる人ほど、どんな話をしたらいいのか悩んでしまいますよね。

「なるほど」「そうでしたか」だけではない相槌や返事をすると会話がぐっと広がります。

 そこで、男性たちから本音を引き出し、短期間で信頼関係を築いてしまう辣腕女性コンサルタントのSさんに、相手の本音や弱音を引き出す会話術を聞きました。

 この会話術、気になる男性や上司、部下などにも応用可能です。心の隅に留めておいて、ここぞというときにチャレンジしましょう!

◆「最近」の様子を聞く

「最近少しお痩せになりました?」
「最近少しお忙しそうですね」
「最近ちょっと難しい顔をされていらっしゃいますね?」

「変化に気づいていることを伝え、オープンクエスチョン(相手が自由に回答できる質問)で相手の話したいことを話すきっかけを作ります。しんどそうに見えたのかなと受け取れば、その理由を答えてくれますよ」

 確かに、久しぶりに会った人から「最近、どうしてる?」なんて聞かれても悪い気はしないですよね。変化に気付いているというニュアンスが伝わってきたら、なおさら気持ちがいいと思います!

◆「乗り越えた」ことを確認する

「『たいへんなときもあったと思いますが、どうやって乗り越えてこられたんですか?』と、相手のこれまでの経験や自尊心を尊重した質問をします。すると今がどれだけ大変で特別か、弱音を吐いてくれるものです。どんどん相槌と質問をして、たくさんお話を引き出しましょう」

 人間関係の基本は、相手への敬意と尊重です。苦労をねぎらうことで、心を開いてくれそうです。

◆「すべてお一人でされてこられたのですか?」

「大抵の成功者は、クライアントやビジネスパートナー、上司や部下、仲間や家族の支えがあって今があると話されます。発想を転換して『すべてお一人でされてこられたのですか?』と聞くと、視点を変えるきっかけとなります。優先すべきこと、重要視すべきこと、今の問題を明確にする手掛かりになるかもしれません」

 自分の努力を認めてくれる人がいるのは心強いことですよね。

◆「それはたいへんですね」

「改めて相手の立場に立って共感の意を表します。すると改めて責任ある立場として、自分が何とかしないといけないと奮い立ち、『判断・決断』する覚悟をしてくれます」

 心理学でも「共感」は相手の心を開く重要な鍵だといわれています。自分の苦労に共感してくれたら、これほど嬉しいことはないですよね。

◆「側で見ています」「力になります」

「相手の背中を押す言葉です。『頑張ってください』『応援しています』ではいけません。いい時だけではなくて悪い時もお付き合いします、失敗しても寄り添います、その時の奮闘・頑張りを私は知っています、と役に立ちたい気持ちを伝えます。これは上司にも部下にもクライアントにも使えます。思っていても伝わっていないことが多く、言葉にするとずっとその方にとって心の支えになります」

「頑張って」は言ってはいけない言葉の場合もあります。本当に応援したい気持ちがあるなら、それを「伝わる」言葉で表現したいですよね。

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 さて、弱音・本音を聞きだし、相手をポジティブにする会話術、一つでも使ってみてはいかがでしょうか。お相手との関係も、グッと深まるはずです!

<TEXT/和久井香菜子>