実写版「咲-Saki-」で重要な役となる原村和を演じるSUPER☆GiRLS・浅川梨奈

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人気漫画の実写版「咲-Saki-」が、いよいよ12月からTBS/MBSで放送。さらに、'17年2月からは映画が公開される。

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女子高校生たちがマージャンに打ち込む姿を描く、小林 立の青春スポ根漫画が原作で、SUPER☆GiRLSの浅川梨奈が出演する。

浅川が演じるのは、“ネット最強雀士・のどっち”こと原村和(のどか)。マージャン嫌いだった主人公・宮永咲(浜辺美波)に打つ楽しさを教え、共に全国を目指す重要なキャラクターだ。

演技ではアイドルとは違う一面を見せている浅川に、作品や共演者、和への思いなどを語ってもらった。

■ うれしいけど責任重大

──出演が決まった時の気持ちを教えてください。

最初は私でいいのかなって驚いたんですけど、それと同時にうれしい感情もありました。漫画とかアニメがすごく好きで、いつか漫画原作の作品に出演してみたいという思いがあったので、すごくうれしかったです。

「咲-Saki-」も漫画で読んだことがあったんです。だからこそ、和ちゃんがファンからどう思われているかも分かっているし、責任重大だと思いました。

──原作がある作品は意識しますか?

原作のある作品に出演することは初めてなんです。不思議な感じがありました。和ちゃんに対して、原作ファンの方が持っていたイメージや作者の小林さんが作り上げてきたイメージがあると思うので、「それらをできるだけ崩したくないな」っていうのを意識しました。

あと、和ちゃんはスタイルがとてもよろしい! 素晴らしい体をお持ちのキャラクターなので(笑)。できるだけ体のラインを強調するために制服のサイズを小さくしたり、スカートを短くしたり、髪の毛をピンクベージュに染めたりしました。

それに和ちゃんはマージャンをすごく愛している子だから、演じさせていただく私自身が同じ気持ちにならないといけないと思ったので、マージャンをめちゃくちゃ勉強しました。実戦を積んでいくうちに本当に好きになって、撮影が終わってからも休みの時は携帯ゲームでマージャンをやっています。

──作品の中には、原作へのこだわりが見られましたね。

いろいろなものを再現させてもらいました。和の部屋のパソコンのデスクも、見比べてみたら再現度がすごいんです。「咲-Saki-」のキャラクターの人間離れした超人技もあるんですけど、あれも自分たちでめちゃくちゃ練習してやらせていただきました。

(小沼雄一)監督が何よりも「原作を大切に」「忠実に」っていうことを考えていらっしゃったので、「細かいところでも(原作に)寄せていけたらな」って思っていました。

──実写化が発表されて、ずいぶんと話題になりましたね。

(ネットは)大荒れでしたね(笑)。大好きです、そういうの。私も大好きなアニメが実写化になった時はそちら(ファン)側の立場だったので、気持ちはすごく分かるんですよ。分かるからこそ、できるだけ裏切らないように頑張らなきゃなって思いを持って撮影に臨みました。

──じゃあ、不安はなかったんですか?

ありました(笑)。情報が解禁されて、いろいろな情報が表に出る中で、やっぱり不安はあるし、緊張もしました。でも、撮影はもう終わっちゃったし、全力を尽くした作品なので、それを見ていただいて納得していただけたらうれしいです。

見た全員が「いいじゃん!」ということはきっとないし、見た目だけでも「全然違うじゃん」と思う人もいるだろうし、何よりも「(演じるのが)アイドルかよ!」って思う人もいると思うんですよ。でも、そういうのは大丈夫なので。

──自信があるんですね?

監督から「(マージャンの)手さばきだけは一番うまかった!」って言っていただけました。「だけは」って付いていましたけど(笑)。でも、少しずつでも、原作ファンの方にも認めていただければいいなって思います。

■ 和は真逆な女の子

──今回演じた和はどんな女の子ですか?

なぜかお母さんがずっと出てこないとか、いろいろな事情がある子なんですけど、マージャンに対する愛は人一倍強く持っている子ですね。マージャンのことになると真剣で、「この子は本当にマージャンが好きなんだな」って分かるくらい、好きなものに一直線な女の子です。

でも、人に対する感情とかはあまり見せない子ですね。マージャンのシーンだとバチバチしたところが少し出ているんですけど、心を開くというところはなかなか出てこないんですよ。

でも、回を重ねるごとに咲ちゃんに対するライバル視とかバチバチ感というのがだんだんと薄れていって。友達と呼べる存在になっていくという心の変化をうまく表現…できていたらいいなぁ(笑)。

──では、浅川さんが和に共感するのはどんなところですか?

好きなものに対して真っ直ぐで、熱があるというところだけは、私と一緒だなって思います。そこを見つけることができたのは、和ちゃんを演じる上で良かったなって思います。

だけど、私生活や態度などは真逆だから、これはどうしたものかと(笑)。すごく難しくて、歩き方一つ取っても監督から「それは和の歩き方じゃない!」って言われるし、意識をすると「それは作っている。自然じゃない」って言われてしまうんです。

「和ちゃんにならなきゃ、ならなきゃ」っていう(焦る)思いがあったんですけど、監督に「和に100%なることは無理。自分というものが出てしまうものだから、完全に和に成り切ろうとしなくていいから。完全になろうとしたら、それは演技じゃなくなっちゃうから」って言っていただいて。

その時に自分の中で何かが見えた気がして、そこからまた軌道に戻っていけたのかなって思っています。

──浜辺さんも浅川さんと和は真逆と言っていました(笑)。「和ちゃんは落ち着いているけど、浅川さんは明るいし、周りに気を使ってくれる人」って。

すごくいいことを言ってくれますね〜。ただうるさいだけなんですけどね(笑)。

【浅川梨奈「SUPER☆GiRLSが軸」演技には前向き へ続く。同記事は11月30日(水)朝7時掲載予定】