by Ani-Bee

アメリカの定番おかし「トッツィロール」は、日本で言うならグリコや森永のキャラメル的なポジションなのですが、このチョコレート味のソフトキャンディには長い歴史があり、実はアメリカ海兵隊を救ったこともあるそうです。

How Tootsie Rolls Saved the Troops - YouTube

トッツィロールはキャラメルとトフィーの間のようなお菓子で、1896年に作られました。主にアメリカで販売されているトッツィロールは「爆発的に人気」というものではないのですが、日本でいうグリコのキャラメルのような感じで、ハロウィーンで配られるお菓子の定番にもなっているロングセラー商品です。



包み紙から出てきたのは茶色いキャンディのようなもの。



今では色んな味が展開されていますが、オリジナルはチョコレート味です。



そんなトッツィロールは、実は朝鮮戦争でアメリカ海軍を救ったという歴史を持っています。



1950年、朝鮮民主主義人民共和国の長津湖周辺で、極寒のなか国連軍と中国人民志願軍が初めて交戦しました。



アメリカ海兵隊員も戦いに参加したのですが、途中で弾薬を切らしてしまったため、軍に60ミリの迫撃砲弾を空中落下するよう連絡しました。この時、この60ミリの迫撃砲弾はコードネームの「トッツィロール」で呼ばれていました。



そして、連絡の通り、空から箱が下りてきたのですが……



中に入っていたのは迫撃砲弾ではなく、本物のトッツィロール。



つまり、連絡がうまく伝わらずに砲弾が送られてくるはずが、お菓子が送られてきてしまったのですが、この偶然が海兵隊員たちを救いました。



実は当時、あまりの寒さで、乗り物の燃料パイプにヒビが入るという事態が起こっていたのです。これでは進軍も撤退もできず、隊員たちは立ち往生していました。



もちろん空から送られてきたトッツィロールも寒さで凍っていましたが、隊員たちが口に入れれば、簡単に溶けて柔らかくなります。



柔らかくなったトッツィロールは隙間なくヒビの入ったパイプに貼ることができ、寒さで再び凍ったトッツィロールはパイプの修復・補強に役立ちました。そしてパイプを修復することに成功した海兵隊員たちは、無事、長津湖から退却したのです。



エネルギー源としてだけでなく「サバイバルに役立つ」ということがわかったトッツィロールは、その後、湾岸戦争の「砂漠の嵐作戦」でも補給物資として活躍しました。



なお、トッツィロールは日本でもオンラインショップなどで購入可能となっています。

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