2日、人民日報に李浩燃評論員のコラム「匠の心で文芸イノベーションを守れ」が掲載された。盗作の横行、荒唐無稽のシナリオなど中国文芸界の問題点を指摘している。

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2016年12月2日、人民日報に李浩燃(リー・ハオラン)評論員のコラム「匠の心で文芸イノベーションを守れ」が掲載された。以下はその概要。

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先日、人気ドラマの原作となった時代小説が200作品ものネット小説をつぎはぎして作ったとの疑惑が浮上した。この事件に象徴されるように、中国の小説出版市場は活況を呈しているが、機械的な大量生産による商業的成功を追求するあまりに質やモラルが担保されていないことがしばしばだ。いかにして品質を高めるかオリジナリティーを出すかが問われている。

オリジナリティーといっても、日本鬼子(旧日本軍兵士)を素手で引き裂く拳法の達人やパンティーの中に手榴弾を隠して潜入し日本軍基地で自爆するといった馬鹿げたシナリオは不必要。オリジナリティーをはき違えていると批判されている。匠の心を持ち静かに思いをめぐらせてこそ、われわれは文芸イノベーションを達成しうるのだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)